事件概要
2023年7月31日、消費者庁は「ベアーズホーム」という業者に関する注意喚起を発表しました。この業者は、兵庫県神戸市を拠点にし、「水のトラブル相談センター」などのウェブサイトで低額料金で水回りの問題を解決すると謳いながら、実際には高額な料金を請求していたことが発覚しました。
消費者は、料金説明なしで作業員が訪問し、最終的に予想以上の高額請求を受けるケースが多発。特に、トイレのつまり解消作業で数十万円の請求があった事例も報告されています。ヒロミ(60)は、同業者の広告に登場し信頼感を与えましたが、ヒロミは「アクセルジャパン」というタレントサブスクサービスを通じて、ベアーズホームの広告に写真が使用されたとされています。消費者庁の調査後、アクセルジャパンは契約解除を決定しました。
コメント
今回の事案は、企業のモラルの欠如と消費者を欺く商法の深刻さを浮き彫りにしています。ベアーズホームが行った高額請求は、消費者にとって極めて不当であり、迅速に対応しない業者とその管理体制に対する怒りが生じるのは当然です。タレントの起用が消費者に信頼感を与えることを悪用し、誤解を招いた点も許されません。
その一方で、問題を放置していた「アクセルジャパン」の審査体制にも疑問を呈さざるを得ません。タレント広告の利用には厳格な審査と、透明な情報提供が必要です。解決策として、以下の点を徹底するべきです。
広告に関わる全ての企業に対して、徹底した調査と審査を行うこと。料金明示の義務を法的に強化し、消費者保護を確実にすること。不当商法を厳しく取り締まる法律の整備を進め、消費者の被害を未然に防ぐこと。タレントの信頼が利用される時、企業側にはその重みを十分に認識した行動が求められます。
ネットからのコメント
1、個人事務所となると、やはり先の先までチェックが 行き届かないのかな?大手の事務所だと 元警察関係者だったりの役員のツテとか使って情報集めたり、反社のチェックが出来たりするんだろうけど。『サブスク』とかの仕組みにばかり目がいって、潜むリスクや危険に鈍感になってないかな。
2、タレントサブスクか…このサービスのCMを見た時に思ったのは、スタートアップや個人事業者等の予算が限られている企業にはメリットがあるサービスだろうが、タレント側には中には何の業者かわからないようなものや、タレントのブランディング的にどうなんだろうかと不安要素を感じたから、やはりトラブったかという感想だな。
3、知名度があるタレントを起用し消費者の目を集め、その後もタレントによっては全く知らない会社でも良質なイメージを印象付ける事も出来る。「あの人が宣伝してるなら」タレント商材有ります!的なCMをSNSで初めて見た時に「これ零細企業や詐欺的な商売やってるところはめっちゃ食いつくな」と思っていましたが…こんな危ないものに日本のMCタレントでトップクラスのヒロミの事務所が安易に飛びついていたとは、ちょっと信じられない。
4、芸能人は、自分が掲載される広告に責任を持つべきだと思います。契約もしていない企業の広告に掲載され、その企業を信用してしまう消費者の事をどのように考えているのでしょうか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7fc83b9cb6d7881b98859964c87979cfbfff2a9f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]