2023年10月、日本テレビが元TOKIOの城島茂(55)と松岡昌宏(48)に対して謝罪の意を表明した。発端は、2023年6月に日テレ福田博之社長(64)が開催した緊急会見で、元TOKIOの国分太一(51)が長年出演していたバラエティ番組「ザ!鉄腕!DASH!!」を降板することが発表されたこと。この降板は「重大なコンプライアンス違反」が理由とされ、具体的な内容は公表されなかった。
国分は以降無期限の活動休止に追い込まれ、TOKIOも解散。10月、国分側が日テレの対応に瑕疵があるとして日本弁護士連合会に人権救済を申し立てた。日テレは城島にアポなしで謝罪を試みたが、城島は自身の仕事に集中したいとして拒否した。この日テレの対応に対して、ネット上では批判の声が続出している。

この件に関して、まず現状の説明を見れば、日テレが事前の準備なしに直接現場での謝罪を試みたことは、非常に軽率な行動と言えるでしょう。問題の本質として、今回の『ザ!鉄腕!DASH!!』降板劇の背景には、タレントと局との間のコミュニケーション不足、そして表面的な対応が見え隠れします。このような問題を解決するために、まずは詳細な情報公開が不可欠でしょう。具体的には、コンプライアンス違反の詳細を明確にし、従業員やタレントとの定期的なコミュニケーションを増やすこと、誠実な謝罪の場を設けることが求められます。
そして強烈な結びつけとして、企業が客観的で透明な対応を心がけることで、タレントや視聴者の信頼を取り戻すことができるでしょう。企業自身の価値が問われる時代、真摯さこそが未来への鍵です。
ネットからのコメント
1、【ロケ地に日テレの制作局幹部が謝罪をしたいとアポなしで現れた】私の知っているビジネスの常識から、地の果て以上の乖離を感じました。これは「日本テレビ株式会社」と「株式会社TOKIO」への謝罪です。会社同士の話しなら、謝罪だけでなく経緯説明も必要だし、今回の場合なら、弁護士の同席も必要だと思います。決して、道端で「やーやーメンゴメンゴ」の一言で済ませて良い話ではないと思います。とりあえず、「鉄腕DASHに城島・松岡氏に出演して貰って、視聴率維持できるなら、形だけの謝罪で誤魔化そう。」という意思を感じます。一言「分かりました」という言質が取れれば良いと思っているのかも知れません。日本テレビと接触する機会は無いと思いますが、街角でのインタビューや飲食店での撮影許可は、完全にお断りする方が良いと思いました。
2、刑事裁判でも罪状を伝え、認否をします。
コンプ違反があったにせよ、内容を明確しないのは、一方的すぎないか。日テレは、報道機関でもあるのだから、もう少し説明すべき。プライバシーに配慮しつつ、工夫をすれば説明は出来ると思う。国分氏だって、仕事を失う以上、それに見合うだけのコンプ違反だったのかは、皆が知りたいことだと思う。それは、国分氏を公共の電波で、放送してきた日テレの責任ではないのか。
3、この会社のコンプラ、昔からどうかしてる。匿名報道バンキシャ!に、昔某大学にジャーナリストの安田純平が来て、捕まった当時の話をバンキシャ!に取材されたという話を学生から聞いた。話した内容をかなりカットされ、物の見事に真逆の意味になるように編集されていたらしい。安田純平の活動はさておく。が、報道を好き放題にねじ曲げる局だというのはそれでそれで相当問題。DASHの撮影中のケガに対するもみ消しなんかもあるようだし、自社コンプラがもうおかしいんじゃないかな。第三者委員会立てた方がいいよ。
4、日テレの対応は、結局のところ社内のガバナンスに対する認識のズレでしょう。
企業がするべきことは、全てのステークホルダーに対して、納得のいく進め方が大切です。今回の進め方は、フジテレビの事案を踏まえて、テレビ局が自身を守るために、ハラスメントによる被害者を守ることを最優先にしたかの如き進め方に最大の不信感が募ってると思います。被害者の保身は非常に重要なことではありますが、それは、日テレ・加害者・被害者が弁護士を交えて決める事で、別の形でも対応可能な内容になります。この点において、日テレの一連の行動は、フジテレビと同等もしくは、それ以上に悪質な面が感じられます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/74a0021d2165e72798c04554025c60a4df924633,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]