事件概要:2025年7月28日、自民党の両院議員懇談会で、参院選の大敗を受けて森山裕幹事長の進退が議論された。石破茂首相(党総裁)は選挙結果に謝罪し、「多くの議席を失った」と述べたが、旧安倍派、茂木派、麻生派の議員からは党執行部への責任追及の声が高まり、首相の続投についても否定的な意見が続出した。森山氏は辞任の可能性を示唆したが、政治ジャーナリストの田崎史郎氏は、森山氏が退任すれば政権運営に重大な影響が及び、石破政権にも影響が出ると指摘した。
コメント:今回の政治的な混乱は、党内の運営における根本的な問題を浮き彫りにしています。参院選の大敗という結果に対して、党の幹部が迅速かつ適切な対応を示せなかったことは、リーダーシップの欠如に他なりません。党内の派閥争いや責任の押し付け合いが続く中で、最も求められるのは、結果に対する明確な責任を負い、次に進むための戦略を示すことです。
まず、党内での一体感を取り戻すためには、執行部の一新や組織改革が急務です。また、次の選挙に向けた具体的な政策とビジョンを示すことが不可欠であり、選挙戦を支えた立場から反省と改善策を発表することが求められます。さらに、党と野党との交渉役を担う人物の安定的な確保が政権運営において重要となるでしょう。
これらを実行することで、政治の信頼性を回復し、国民からの支持を再獲得する道を歩み始めることができるはずです。
ネットからのコメント
1、田崎氏が言うのは、あくまでも、従来の自民党的な根回しや駆け引きができなくなるという話です。御用ジャーナリストをやっていると、思考が自民党的になってしまうようです。新しい人が幹事長になれば、その人なりの手法で務めればいいだけです。
2、「進退を含め責任を明らかにしたい」の「進退」は辞任・継続の両方を言うのであり、辞めるとは言っていない、と後から言う可能性があるから、政局の動向次第では何も変わらないことだってあり得ます。本来、その職に相応しくない見識の持ち主が、総理総裁や幹事長をするからこういうことになります。それもこれも、石破さんを総裁に選んだ自民党内の責任は大きいと言えます。それを感じるならば、岸田さんなどが引導を渡し、選びたくないだろうけれど、先の総裁選で僅差で敗れた高市さんにやらせてみるべきでしょう。ところが、岸田さんは自身も総理やる気満々なのだから、困った者です。
3、森山さんってベテランなんて言ってるけど農水相一回やった歳くってるだけの人でしょう?幹事長になるまで名前も顔も知らなかった。
代わりは幾らでもいるでしょうに。森山さんが一応責任とって辞任し、石破さんはとことん自民党が議席減らして立ち直れなくなるまで総裁やってもらうほうが日本や国民のためにはなる。
4、>森山さんが欠けた状況で政権運営できるのか、石破さんの進退にもつながっていく一蓮托生という言葉があるが、それだったらもうセットで辞めてもらったほうがいいと思う。選挙前には政治生命をかけてとか消費税を守り抜くとか言っていたのに、それが支持されなかったんだから、けじめはつけないといけない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/939f67c63fcdb3c41d610fe402fa3f9172f7ec20,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]