ガザ地区では、2023年10月から続いているイスラエルとハマスの衝突により、ガザ側の死者数が29日、ついに6万人を超えた。過去24時間で113人が命を落とし、今年3月からだけでも約1万人が死亡している。停戦交渉が停滞する中で、死傷者の増加に歯止めがかからない状況だ。加えて、イスラエルによるガザ境界封鎖により食料不足が深刻化しており、栄養失調が原因で住民が命を落とす事例も続いている。
27日にはイスラエルが物資配給を促進する措置を取ったものの、状況は改善されていない。国際機関は「最悪の飢饉シナリオ」が進行中と警告しており、緊急の行動が求められている。
非常に悲痛な現実です。絶え間ない暴力と生活基盤の崩壊が続くガザでは、民間人が何の罪もないまま命を失っています。特に、飢饉と栄養失調による死亡者の増加は、戦争の直接的な影響を超えて、まさに人道的危機と言えるでしょう。国際社会の努力が足りないのか、支援が届かないのか、この現実はどれだけ多くの人々にとって無視されてきたのでしょうか。
このような事態を防ぐためには、まず戦争の即時停止と人道的支援の迅速な拡充が最優先です。さらに、国際社会による強力な圧力をかけ、ガザ地区における生活必需品の供給を確保することが必要です。そして、このような悲劇が繰り返されないために、より早期に解決策を見出すための戦略が必要です。
私たち一人ひとりが、これ以上の命が無駄に失われないよう、行動し続けることが求められています。
ネットからのコメント
1、明らかに戦意の無い子供の餓死や食料品配給所での民間人攻撃はやり過ぎだと感じる。これではテロは無くならないだろうと思います。日本も先の大戦では数十万人の民間人が犠牲になっている。国内の政治が混乱しているとは言え、何か問題提起や提案は出来ないものだろうか。他国、他民族とは言え戦火で子供が犠牲になるのは余りに残酷だと感じます。
2、イスラエルは飢餓などないと言っていたことについて厳しく糾弾されるべきでしょう食料の配布場所を襲撃して民間人を攻撃したり、貰った補給品を配らず溜め込んだりイスラエルの行動は非人道的すぎるいくら戦争と言えど民間人を攻撃したり、兵糧攻めするなど言語道断トランプがエプスタインの一件でイスラエルに弱みを握られているという報道もあるし、フランスがパレスチナを国家として認める動きを見せているようにアメリカ以外のヨーロッパの国々は責任持って今まで散々甘やかしてきたイスラエルを止めるべきだよ
3、今のガザの状況は、まるで出玉ゼロのパチンコ台に閉じ込められ、延々と玉だけ吸い取られていくようなものです。爆弾の代わりに食料や医療を封じ、希望をジリジリと削っていくやり方は、ある意味“即死”より残酷かもしれません。国際社会が見て見ぬふりを決め込む中、救いの当たりは一向に来ず、ただ苦しみだけが積み重なっていく。これが現代の戦争のリアルだというのなら、私たちはあまりにも無力すぎます。
4、6万人、随分と死んでしまった。ここに来て、アラブ諸国がハマスに対して武装解除とガザ地区の実効支配解除を訴えて、それを条件として停戦を要求し始めた。2023年10月7日の直後には、ハマスでは絶対にイスラエルには勝てないし、ハマスの戦い方や地下トンネルがガザの全域にある事を考えれば、多数の民間人が犠牲になることは予想できていた。だからこそ、ハマスの降伏と人質の解放をして戦争をさせるべきではないと言い続けてきた訳だけど、2年近く経ってやっとだよ。もしも、ハマスに武装解除を最初から訴えて、テロを行ったハマスとテロを正当化したパレスチナ自治政府に圧力をかけてれば、6万人も死ななかっただろう。
テロを美化してきた人々は、テロリストと同罪だ。この先、更に6万人を死なせないために、テロリストを美化しないで、ハマスに武装解除をさせるべきだ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9c8c6ee17f5bd34dc02854bfc20bb73a58ab41fb,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]