事件概要:
2024年夏、日本全国で続く猛暑により、就寝時のエアコン利用に関する正しい知識の需要が高まっている中、家電スペシャリスト・安蔵靖志氏が「冷房時の風向きは天井に向けるのが正解」と解説した。冷気は下に溜まりやすいため、効率的に部屋を冷やすには上向きまたは水平に設定するのが基本。
また、風が直接人体に当たると寝冷えや体調不良の原因となるため、左右の風向きにも注意が必要。最適な室温は25~28℃とされており、快眠モードや扇風機との併用も推奨されている。
コメント:
日本の夏の暑さは年々厳しさを増し、もはや「熱帯夜」は一時的な異常ではなく、恒常的な生活リスクへと変化している。にもかかわらず、多くの家庭では「冷房を使うと体に悪い」「電気代が心配」といった過去の常識が根強く残り、正しい知識の普及が追いついていない。これは個人の問題ではなく、行政やメディアの啓発不足、そして健康情報を生活者目線で整理・共有しない教育環境の欠陥が根底にある。
こうした状況を変えるには、まず①気象庁と連携した「猛暑日用生活ガイドライン」の義務化、②学校教育での「住環境と健康」授業の導入、③電力会社による「快眠空調」の利用補助制度などが必要だ。
エアコンの風向き一つにしても、科学的な理解があれば健康にも環境にも優しい使い方ができる。生活者の命を守るのは、高性能の機械ではなく、正しい知識と仕組みだ。放置すれば「自己責任」で片付けられる未来が来るだろう。
ネットからのコメント
1、冷気は下に溜まるから冷房は水平か上向きって言われてるけど寝る時は床に近い所に居るので上向きにすると床付近は涼しく感じないから風邪が体に当たらない角度と方向でやや下向きにしています。温度や湿度、風が当たる、当たらないは好みがあるので自分が快適だと思う使い方をすれば良いと思う。
2、去年までもったいないとか思って扇風機で過ごしてたけど最近夜も付けてます。考えたら寝汗でニキビとかもできたりしたら薬代などかかるし、逆に付けた方が経済的だし安眠できるとも思えてきました。クーラー付けないと朝敷布団やシーツが汗で少し濡れてますし、布団の劣化も早くなる。とにかく早く冬になってほしい。
3、私はサーキュレーターと併用してます。これが一番効率的な方法だと思います。サーキュレーターも、3000円ぐらいで買えますから、効果考えたらコスパ最高かもしれない。
就寝時だけでなく、普段もいいと思います。
4、寝るときは部屋の下だけ冷えていれば問題ない。横になっているのだから、足元がどうとか頭寒足熱とか関係ない。つまり全体を冷やす意味はないので、余計な対流が起きぬよう下に向けて微風で運転するのが効率いい。上に溜まった暖かい空気層をエアコンが吸い込んで冷気として静かに真下に吐き出し、下の方に溜まった冷気の中で寝れば良い。電気代も節約できるぞ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d5f83e8e95c40979a93e9f5c8e9ff308f53ba738,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]