10月初旬、日本維新の会の国会議員の資金管理団体が政治資金をキャバクラ代として支出していたことが発覚した。奥下剛光衆議院議員は12万6500円を支出し、企業からの陳情を聞くために訪問したと弁明したが、ポケットマネーの限界を述べ物議を醸した。また、青島健太参議院議員の団体は11万7400円を支出し、事務所は秘書の誤記であると釈明した。
法的にはキャバクラへの支出は規制されておらず、透明性を確保し国民の監視を受けることが制度の目的である。

この件は政治資金の使途に対する無関心さが露呈したものだ。選ばれた政治家たちが、国民のお金を私的な楽しみで費やすことは許されない。政治資金規正法は確かに使途に制限を加えていないが、それが無制限の自由を与えているわけではない。政治家は、支出が国民からどのように見られるかを考慮し、説明責任を果たす必要がある。まず、政党内部での監視強化を求めるべきだろう。各議員の支出をより厳格に評価する仕組みを構築し、不適切な支出を事前に防ぐ体制を整えるべきだ。さらに、政治資金の使途に関する明確な基準を設けることも必須だ。そして政治家自身が公金を扱う責任を自覚し、個人の倫理観に頼るのではなく、制度的な監視を強化する必要がある。
透明性の名のもとに国民を欺く行為は直ちに改善されるべきである。こうした不正を放置すれば、民主主義の信頼が脅かされることになる。倫理と責任を持って行動することが民主政治の根幹であるべきだ。
ネットからのコメント
1、法的にセーフにするなら、話合いの内容も説明することが必要ではないのか?聞かれたくない、呼ばれたから断れないでは、市長がホテルで打合せと何ら変わりはない!本当に必要なことならば、キャバクラは無いでしょう!断れないではなく、断りなさい!それが出来ないならばポケットマネーで支払いすることがベストでしょう!
2、真面目な政治の話をしたのならどこでやっても良いと思いますが、なぜ、図書館や児童館や公民館など、お金が掛からない所で話さないんでしょうね。どの施設にも会議室が有るのに。お金がキツイから政治資金が必要って理屈でやってきたのに、節約意識は全くない議員が多すぎる。その上、納税者を雇用主とも思っていない。昨今は、人の表情から感情を読み取るロボットが出てきている。完璧とは言えなくても、そこまで時代は進んできている。
一方で、政をする人の次元の低さが露呈して、溜息が出る。
3、キャバクラで違法ではない打合せを行い、政治資金で正当に処理したのであれば、批判されても国民が納得出来るような説明をすれば済むことです。スグ取下げたり、ポケットマネーでは限界がとかの泣き言を言うから「やはり不適切な使い方」と判断されるのでは?
4、自分で稼いだ金で行くならなんの問題もない国会議員は国民の税金で報酬を得て、政務活動をしています。そもそも使途を明確にし、目的、結果を国民に報告する義務があるはずです。キャバクラへの支出が法的に問題ないのは政務活動費として必要な場合です!政治家が楽しむ、支援者、接待に使うだけのものではありません。そこが曖昧になってるから当たり前の様にそして無駄に使われているのです。今回の件も税金を使っている以上、相手、人数、成果を公表して下さい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9bfefba08ae21f14f5b2b18667c0b2dcb5aa9c7a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]