交通事故による死者数は、2023年上半期において1161人であり、1956年以降2番目に少ない数字でした。しかし、「ながらスマホ」による事故は68件発生し、2007年以降で最多となりました。この事故の多くは20代、30代の若年層によるもので、全体の6割近くを占めています。警察庁は、ながらスマホが重大な事故を引き起こす可能性が高いため、運転中や歩行中にスマートフォンを使用しないよう強く呼びかけています。
上記の状況は、社会全体に深刻な問題を突きつけています。若年層の事故割合が高いことから、教育・啓発の不足が浮き彫りとなり、特に「ながらスマホ」の危険性を認識していない人が多いことが伺えます。交通安全のためには、より強力な法規制と、その実行に向けた徹底した監視体制の構築が不可欠です。
まず、教育の充実を図ることが必要です。学校教育や運転免許の更新時に、ながらスマホの危険性を強調するプログラムを導入すべきです。次に、スマートフォンの運転中使用を検知する技術の導入を推進するべきです。最後に、厳罰化を進めることで、警告だけでは足りないという現実を踏まえ、罰則を強化することが求められます。これらの対応策を講じなければ、将来の交通事故のリスクはさらに高まるばかりです。
ネットからのコメント
1、スマホを見る時は立ち止まる事。
歩きスマホ禁止。勤務先のルールですが、工場内ですらそのルールを守れない若い人が最近増えてます。最早歩きスマホが生活の一部になってしまっている感があります。なので歩いてる時も、自転車乗ってる時も、自動車運転してる時もスマホです。大ケガ・大事故を起こしてから後悔するんでしょうね。
2、昔は都内でも運転手がジャンプなどの漫画を読みながら運転してるなどよく見かけたが、最近はスマホを見ている運転手が本当に多い。スマホをいじっていて信号にの変化に気が付かずクラクション鳴らされるなんて日常ですしね。交通事故の多くが注意安全運転義務違反、つまりよそ見や漫然運転だ。この中にスマホのながら見運転もかなり含まれているだろう。ながら歩きも危険だが、ながら見運転は死に直結する運転なので本当にやめてほしい。
3、歩きスマホも厳しく規制して欲しい。だいたいゲームしてるか動画見てるかメール打ってるだけ。そんなことは歩きながらやらなくていい。歩いてても危険がたくさんあることをもう一度考えた方がいい。とは言っても歩きスマホするやつはそこまで考えられないんだろうけどね。
4、ながらスマホ怖いですよね…。自分も自転車に乗っているときながらスマホをしていた人を何回もひきかけてヒヤッとしましたし、そういう人に限って大体睨まれて立ち去って行くので不快な気持ちにしかなりません。そんなに携帯を見たいなら立ち止まって触ればいいのにと思ってしまいますし、やっぱりこの記事の通り命の危険もあるので、是非ながらスマホはやめていただきたいです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/027463fb8b21861a057868ce458e7db6c3ac711f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]