埼玉県の大野元裕知事は8月4日、外務省に対し、トルコとのビザ免除協定の一時停止を求める要望書を提出した。埼玉県では、トルコ出身のクルド人とみられる外国人が関与するトラブルが相次いでおり、住民から不安の声が上がっている。要望書では、難民申請を繰り返す仮放免中のトルコ国籍者が最多であるという法務省データを引用し、ビザなしでの入国制度が一部悪用されている現状があると指摘した。
協定自体は短期滞在者を対象とした制度で、日本は現在73か国・地域と締結している。
外国人の入国制度を巡って、地域社会の不安が高まることは深刻な問題だ。しかし、この事態を個人や特定の民族に矮小化して語るのは誤りであり、問題の本質は制度の欠陥と対応の遅れにある。ビザ免除協定は本来、観光やビジネスの円滑化を目的とした制度だが、その適用後に難民申請が可能となり、入国後の法的監視が緩くなることで仮放免状態の外国人が増え、現場では対応が追いついていない。
本質的な解決には、①入国後に難民申請をした場合の仮放免基準の厳格化、②地域住民と外国人コミュニティ双方の安全を保障する常設の相談・通報窓口の整備、③制度悪用の抑止を目的とした入国後審査の再設計が必要だ。
「共生」は理念だけでは成立しない。制度と運用の不備は、結果的に“善良な外国人”と“不安な住民”双方を苦しめる。
必要なのは排除ではなく、ルールの整備と公平な執行である。
ネットからのコメント
1、大事なのは、こうなる前に、ならないように手を打つ事です。大事なのは選挙できちんと地域住民が変な事言ってる政治家を当選させない事です。他人任せにしていたら、自分の街が不法滞在の外国人が多くたむろする街になりかねないと危機感を持つ事です。
2、差別差別と騒ぐなら、クルド人に限らず外国人全般を減らさなきゃダメですね。メディアでは移民政策や多文化共生を肯定する声ばかり取り上げてきましたが、サイレントマジョリティによる参議院選の結果は否定の声の方が大きかった訳です。
3、埼玉県知事をリコールで辞めさせよう。参議院選で日本人ファーストが躍進しているのを見てのアピールみたいなもの。もちろんやらないより100倍マシだが、あまりにも遅すぎる。県民を守らずに何が県知事だ。
4、トルコ人というか、トルコ国籍のクルド人なんだよなあどうしてもトルコ人という括りになってしまうが、トルコは親日国だし良好な関係を維持する着地点を見出してもらいたい
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ebbd952ad72c95b4c60a818223bd1d10154fb816,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]