関西広域連合や関経連、大阪府、京都府が開催を予定していた「北陸新幹線整備促進シンポジウムin関西2025」が中止されることが決まりました。中止の理由として、北陸新幹線のルート再検証が進んでいることを挙げ、現時点で関西圏での機運醸成を目的に開催することは難しいとされています。北陸新幹線の大阪延伸については、与党のプロジェクトチームが福井県小浜市と京都市を通る「小浜・京都ルート」を選定。
しかし、先月行われた参議院選挙で維新の新実彰平議員が米原駅を通る「米原ルート」の検討を提案し、トップ当選。大阪府の吉村知事も検討を求めており、参院選で2位当選の西田昌司議員が一転して米原ルートの再検討を国交省に求める事態に至っています。
コメント:
今回のシンポジウムの中止は、北陸新幹線の整備を巡る混乱を象徴しています。複数のルート案が浮上し、政治家間での意見が分かれている中、最終的な決定が曖昧なまま進行しています。この不安定さは、公共事業の透明性と計画の一貫性の欠如を露呈しています。公共インフラの整備には、十分な検討と明確な方向性が求められます。
今後、こうした問題を回避するためには、政治的な意図が絡まない第三者機関による客観的な調査を実施することが急務です。また、住民や地域への影響を最優先に考慮した計画を策定し、早急に結論を出すべきです。
ルート選定に関する一貫性の欠如が信頼を損ね、プロジェクトそのものの進行に悪影響を及ぼすことは避けなければなりません。
ネットからのコメント
1、来年京都府知事選がある。西脇知事がどういうスタンスを取って当選するかしないか分からないけど少なくとも小浜ー京都ルート推進派の知事は当選しないだろうと思う。知事選で明確に反対を表明する候補が当選すればほぼ京都延伸は中止だろう。すると米原ルートか小浜通って舞鶴通してそのまま新大阪へ行くルートかどちらかになる。知事選を見て見ようではないか。今年、来年の着工は無いからな。
2、京都府民です。米原終点でお願いします。小浜ルートは、早くてもあと25年はかかります、その時には人口も減っていて乗る人はほとんどいないと思います。それどころか人手不足であと35年くらいはかかるでしょう。予算もインフレで予想している倍ほどかかるんじゃないと言われています。やるならお金も工事も福井県のお金でやって下さい。そんな事に国費を使うのを福井県民以外の日本国民が納得するでしょうか?聞いてみたいですね。
3、北陸新幹線は南海地震が発生した際東海道新幹線が長期運転見合わせの可能性があり、大阪〜愛知〜東京の代替として大阪まで伸ばすって話で進んでたはず。それなのに、小浜に通しても意味がない、京都市内には必要ないって言うのなら、米原駅まで延伸し、大阪からはサンダーバードで敦賀駅乗換えでいいのでは?
4、恐らく現在の敦賀で終わりでしょう。京都にしても整備新幹線の自治体負担の1/3を、何処に出せるお金があるのでしょうかね。最大一兆7千億ですよ。財政基金にも手を付けている状態で。滋賀県にしても米原駅に北陸新幹線が接続されたからと言って、現在の東海道新幹線があるのにどれだけの経済効果があるか疑問だろうしね。だから現在の米原接続時の試算で、整備新幹線負担の3千億程度を滋賀県が出す訳無いですね。しかも、湖西線も並行在来線になってJRから切り離され自治体運営で負担が増えます。全ては、東海道新幹線を全てJR東海にした所から間違っていますね。東京から横浜迄をJR東日本、岐阜迄をJR東海、米原から新大阪迄をJR西日本にしておけばすんなり決まっていたでしょうね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/501e7b1bb8a3eb55162303c55832982aba5c1d1b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]