陸上自衛隊東部方面航空隊に所属するヘリコプターが、静岡県で12月16日と17日に連続してレーザー照射を受けた。この事件は、特に静岡県伊豆縦貫自動車道の三島加茂IC付近で起こり、12月17日には午後6時50分から約1分間ヘリコプターUH-1Jに、16日には裾野市上空でCH-47JAに約10分間の照射が確認された。機長や副操縦士を含む乗員にけがはなく、機体に損傷もなかったが、安全を脅かす悪質な行為として東部方面航空隊は厳しく非難し、関係機関との連携を強化するとの意向を示した。

初めに、この度の「レーザー照射事件」は、航空機の安全を脅かす極めて危険な行為である。これは一部の愉快犯による無責任な行動だけでなく、公共の安全を著しく脅かすものであり、すでに二日連続の発生は異常事態と言える。こうした行為は、法律や規制の甘さ、不十分な警戒体制を露呈している。まず、関連法規の強化が求められる。違反者に対する厳罰化と、レーザーなどの危険物の流通を規制する法制度の見直しが必要だ。また、関係機関間の情報共有と協力体制を強化し、監視技術の向上を目指すべきである。最後に、防犯意識の啓発を通じて、地域住民にも協力を呼びかけることが賢明だ。これらの具体的な対応策により、安全の担保と安心を取り戻さなければならない。関連機関の迅速かつ積極的な対応が求められるこの事件を通じて、社会全体が改めて安全と倫理の重要性を認識することが不可欠である。

ネットからのコメント

1、しかし、これだけ自衛隊機のヘリコプターが飛行するところを、ピンポイントで狙い打ちしていると言う事は、そこを通過すると言うことを知っているんでしょう。これは何らかのメッセージだと思いますけれども、取り急ぎどのあたりから照射されたかと言うのはわかると思うんで、なんだか警察とも連携して、防犯カメラで不審者の洗い出しができれば、ある程度人物像が絞れてくるのではないかなと思います。しかし、敢えて自衛隊機にこんなことをしてくるなんて、重大で悪質な犯行容態だと思います。まずこの人物を何とか検挙してもらいたいと願います。

2、今回の自衛隊ヘリへのレーザー照射事案は、単なる悪質ないたずらではなく、安全保障上の重大な警告と受け止めるべきです。重要なのは、こうした行為が発生し得る環境が国内に存在している点です。重要施設周辺や戦略拠点の近接地が、民間人名義であっても敵対的国家と関係を持つ人物に取得されている可能性は、看過できません。実際、皇居を見下ろす立地のマンションが外国資本の手に渡っている現状を踏まえれば、土地・建物の取得規制は急務です。

国籍や関係性を考慮した実効性ある審査、取得後の用途監視まで含めた制度整備が必要です。安全が担保されなければ、経済活動も観光も成り立ちません。平時からの備えとして、重要土地の規制強化と情報体制の充実を、迅速に進めるべき段階に来ています。

3、16日は裾野市の千福が丘17日は三島市の加茂どのあたりから照射されたかの目星はついているのかしら…複数犯なのか単独犯なのか…早く捕まることを願います！！

4、訓練中の自衛隊ヘリに、2日連続でレーザー照射。これはただの悪戯ではなく、明確に人命を危険に晒す犯罪行為。操縦士が一瞬でも目を奪われれば墜落に直結し、住民を巻き込む重大事故にもなり得る。現場の隊員は、災害時には誰よりも先に空へ飛び、命を懸けて助けに来てくれる人たち。その安全を脅かす行為が放置されて良いはずがない。こうして訓練や警戒態勢そのものを妨害する行為は、防衛力を内側から削ぐもの。厳罰化や再発防止策を、警察・自治体・防衛省が連携して徹底してほしい。「自衛隊だから標的にしてもいい」という風潮があるとすれば、それは社会としてあまりに歪んでいる。

国を守る人間が安全に任務にあたれる環境こそ、結果的に私たち市民を守ることにつながると考えるべき。