横浜市の石油卸会社のタンクローリーが、東京都の水底トンネルを違法に通行していたことが明らかになった。これらのトンネルは羽田空港近くを含む首都高速で、軽油1キロリットル以上の運搬を禁止しているが、偽装による違法通行が常態化していた疑いがある。運転手は危険性を認識しながら、表示を空欄にして3キロリットルの軽油を運んでいた。首都高速道路株式会社の取締りが機能しておらず、社長も事態を把握していなかったという。

危険物を積載したままの違法通行が常態化していることは、公共の安全の欠如を露わにしています。水底トンネルでの火災や水没のリスクを考慮すれば、この行為が日常的に行われていたことは極めて不適切です。制度の欠陥は明白であり、社長の「厳重注意」だけでは解決に至りません。まず、首都高速道路株式会社は、危険物の取締り方法を再検討し、技術的なチェック体制を強化する必要があります。次に、会社内部でのコンプライアンス教育を徹底することで、運転手による違法行為を防ぐことが求められます。さらに、政府や自治体は取締り業務の予算とスタッフを増やし、監視を強化する環境を整えるべきです。公共の安全が軽視される現状を放置することは許されず、多くの人々の命がその誤った価値観によって危険にさらされています。
ネットからのコメント
1、車長がそこを通れと言っているのでしょう。遠回りに比べて、時間と燃料人人件費の大きなコスト削減ですから。バレたら運転手の責任にすれば良いという構図が出来上がっています。通行料が運転手も地下会社負担か見ればすぐに分かりますよ。大事故が起こらないうちにもっと取り締まりを強化しないといけません。未遂でも見つかった時は大きな罰金と運転免許の停止と、運送業の停止ぐらいはしましょう。
2、いやいや、中身確認しなくても判別はつくと思うが?その場で測定時の重さと、車検証記載の車両重量と乗員数を考えれば、空荷か荷ありかわかる。まさかガソリン積むタンクローリーに牛乳とか積むわけないし、あとは義務付けられている表示から判断できると思うが?
3、大惨事になり兼ねない重大な違反。表示まで改ざんしており悪質極まりない。このような車両の前後左右を走行していると思うとゾッとする。社長のコメントが本当であれば違反事案について他人事にしか感じない。事故が起きた時には運転手が勝手にやっていたことと責任転嫁するのか?法人名を出してほしい。これは、石油元売り会社の製油所でも徹底して販売特約店にさらに注意喚起をしないと世間の目が厳しくなる。
事故が起きてからでは遅い。
4、あずかり知らないって言ってるこの社長がどうかはわからないけどA地点からB地点まで、どう考えてもここを通らざるをえないタイムリミットを設定し、「指示はしないけど」こんなやり方もあるよね~と匂わせる職場、社長なら聞いたことがあります。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/eccd3a1442948db73195242a99e9d18eaf693673,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]