北朝鮮はロシアとの関係強化を目論み、派兵の見返りとして経済的支援を期待していたが、実際にはその恩恵をほとんど受けていない状況が報じられている。韓国の独立系メディア「サンドタイムズ」によると、専門家の分析や衛星画像によれば、北朝鮮への食糧支援や経済的リターンは確認されておらず、さらに、鉄道や港湾活動にも変化がないとされる。
最近では、平壌などの主要都市で米価が2週間で50%以上上昇し、これが物資流通の滞りや市場機能の麻痺を示す危険信号とされている。高利貸しに頼る住民が増加しており、経済不安が社会全体に広がっていることが指摘されている。金正恩政権の政策運営にも影響を及ぼし、権力構造の変化が進行中との報道もある。
ロシアと北朝鮮の関係を巡るこの状況は、国際関係の複雑さを浮き彫りにしている。北朝鮮の派兵による期待された経済的利益が裏切られたことは、国家間の約束が時には空虚なものであることを示している。この事態は北朝鮮にとって甚だしい痛みを伴うが、国際的な孤立や内部の不安定化を招く結果となった。今後、北朝鮮が経済危機をどのように乗り越えるのか、また、どのようにして自国の市場機能を回復させるのかが重要な課題となる。国際社会は、このような事例を通じて、どのような協力が真の利益をもたらすのか慎重に判断する必要がある。北朝鮮政府は、国民の苦境をすぐに改善するための対策を講じ、失望の連鎖を断ち切ることが求められている。
ネットからのコメント
1、ロシアなんて昔からそう。
義理も人情も無い。一応ヨーロッパだから、アジアと違ってシビアでドライだよ。てゆうか信用する方が悪い。私はロシア人は世界で一番信用して無いし、関わり合いたくも無いです。損する事はあっても得する事はあまり無い。それだけリスクが高いのです。
2、それでも核弾頭をすでに100発保有するまでになったという事は、核兵器はいかに安価に開発、生産できることの証明だと思う。北朝鮮の貧困化が更に進み、人民の怒りが政府に向かった時何が起こるのか、想像すると逆に恐ろしくなる。
3、北はまた厳しい寒さに曝される冬が来ます。生きるのに精一杯の人達がほとんどだと思います。食料不足や暖房不足。厳格な統制下だと革命も難しい。つくづく日本人で良かったと思います。
4、軍事技術の移転は行われただろうし、金もキム一族の懐には入っているだろう。単に国民向けには何も行き渡らなかっただけだ。まあロシアが約束を守ってないとか言い訳するのだろうが。食糧や物資の供与は戦争で疲弊しているロシアには難しく、渡せるものが限られるのは最初から分かっていたことだ。
ぬか喜びした国民は哀れだが、いつものことで諦めているのだろう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/d5e999b3b0306395b0185414a6e93676afbb4ea9,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]