12月15日、東京・赤坂の個室サウナで、松田政也さん(36)と妻の陽子さん(36)が火災で死亡する事件が発生しました。サウナ室のドアノブが外れていたため、2人は閉じ込められていたと見られます。通風口が壊れて床に落ちており、2人は助けを求めて通風口を叩いていた可能性があります。また、ロウリュ用のアロマ水の入れ物が空であるなど、非常事態に備える設備の不備が指摘されています。
サウナ室には非常用ボタンがあったものの、受信盤の電源が切れていたため作動せず、警視庁は業務上過失致死の疑いを視野に調査を進めています。

今回の個室サウナ火災事故は、明らかに施設運営の管理不行き届きによるものであり、現代社会における安全基準の重要性を痛感させられます。第一に、非常用設備の電源が切れていた点は、使用者を重大な危険に晒すものであり、早急に改善されるべきです。また、サウナ内にモバイルデバイスが持ち込めない環境の問題点も顕著です。緊急時に外部との連絡手段が途絶える可能性を考慮し、通信手段の確保は基本的な安全対策として導入されるべきです。第三に、ロウリュ設備の管理不足も問題です。アロマ水の不在は、非常時の冷却手段を奪うもので、すぐに改善が求められます。現代の安全基準に沿った施策の導入はもちろん、利用者が安心して施設を楽しめる環境作りが急務です。
施設運営者には、利益追求を優先するのではなく、人命最優先の姿勢を持つことが何よりも求められます。
ネットからのコメント
1、ドアノブが壊れることなく、正常に開閉できたら。非常ボタンが正常に作動していたら。どちらか一方だけでも正常であれば、二人は命を落とすこともなかったのに…運営側の怠慢が本当に許しがたく、人の命を何だと思っているのか。速やかに廃業し、厳重な裁きを受けてほしい。
2、これはオーナーが逮捕されて当然だと…通報装置が正常に作動していれば、命を落とすこともなかったサウナを度々利用しますが、本当に5分もすれば汗だくになりますし、10分も入って入られないです想像を絶する状況だったと思います…
3、このニュースを見ていて思ったのは、この赤坂のエセ高級サウナ店だけなく、他にもブームに乗って素人サウナ経営している施設が無数にあるのではないだろうか?たまたま今回、惨事になっただけで法令も条例も規定もないサウナの世界。たぶん全国の同じ様な施設の関係者は今頃、大慌てで善処しているのでは?
4、オーナーは非常ボタンの配電盤に触った事もないと言っていたのを見て絶句した。
ドアノブが壊れて落ちる事を予測できなかったのはまだ分かるけど、そういう時のための非常ボタンで、毎日きちんと鳴るか点検しとくぐらいしないといけないのに。そしてドアノブも非常ボタンも点検済みでもなお、1時間に1回は見回りに行くぐらいするべきだと思う。ドアノブも非常ボタンも客の意識がある時なら意味があるが、客が中で倒れてたら何の意味もなさない。万一具合が悪くなって助けも求められない状態の時、個室サウナというのはそのままでは命に関わる環境なのだから
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/096d8c9efd23dbc01da3139d6f758a4e3b6f82ff,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]