元自民党衆議院議員の杉村太蔵氏がテレビ番組でパンダ外交断絶について話し、日本からパンダがいなくなる見通しに対し、個人的な解決策を提案しました。和歌山県のアドベンチャーワールドのパンダ4頭が中国に返還され、上野動物園の2頭も来年1月下旬に返還される予定です。この出来事で、日本はパンダを失い、年間約195億円の経済損失が予測されています。

杉村氏は、パンダを愛する国民が署名活動を行い、習近平国家主席に届けるアイデアを示しました。フリーアナウンサーの山本浩之は、このような民間レベルの行動が逆効果になる可能性を指摘しつつも、陳情の価値を認めました。

パンダが日本からいなくなることで生じる経済的影響と国民の寂しさは無視できませんが、問題の根本は外交関係の冷え込みにあります。この状況は日中関係の悪化を示しており、動物の貸与にここまで影響を及ぼすことは不可解です。まず、政府は文化交流を通じて関係改善の道を探るべきです。次に、動物の利用が外交カードとして扱われないよう、国際的な規制の強化が求められます。加えて、パンダ以外のシンボルを活用した観光促進策も考えるべきでしょう。日本の自然豊かな特徴を前面に出せば、新たな経済効果の創出も可能です。

経済効果の低下と日中関係の冷え込みは、国際社会に対する協力姿勢と信頼を損なうものであり、これらの解決なくして真の国際友好は語れません。

ネットからのコメント

1、高い金を出してまでパンダを借りる必要はないと思う。飼育費もべらぼうに金がかかる。パンダよりも日本近海のラッコの保護に力を入れてもらいたい。

2、パンダ好きの方々は、パンダの貸出料として、中国に二頭で年間1億円以上を支払っている事はご存知なんでしょうか。産まれた子供にも貸出料が年間数千万円かかっています。これだけ高額な貸出料を支払うなら他の事に有効活用出来るのではと考えてしまします。

3、パンダがいないなることで年間195億円の損失って言うけど、それ以上に質の悪いCの流入がなくなるメリットの方が大きいよ。

4、まあ、パンダ自身の事を考えたら野生に近い環境で暮らすに越したことはないんじゃないかね。親と離ればなれとかもかわいそうだしな。保全を理由にラッコも水族館から消えたし、パンダも静かに暮らさせてやると良いよ。