地方での生活は車が必需品と一般に言われていますが、佐賀県唐津市に移住した中川淳一郎氏（52歳）は自動車なしで生活できると述べています。2020年に東京から移住し、過去5年間を徒歩での移動で済ませている中川氏の生活の秘訣は「人に頼り、お礼をすること」にあります。町の中心部に住んでいるため、買い物や飲食は徒歩で可能で、友人の助けを借りて車を利用する際には積極的に感謝を示しています。

車が必要な場面では、知人が迎えに来てくれることが多く、その厚意に対して、お礼を忘れない心構えを持っていると語ります。

このテーマについて考察すると、地域によって車の必要性は異なることが明確です。自動車事故に関する年齢制限を求める声もありますが、地方での車依存の現状を無視できません。地方で車なし生活をするためには、コミュニティ内の助け合いが不可欠であり、恩返しの精神が重要です。

社会全体で公共交通の改善を目指すこと、地域コミュニティのネットワークの強化、そして相互扶助の精神の普及がこれからの解決策となるでしょう。地域ごとの生活スタイルの差を認識し、適切な交通政策を行う必要があります。また、運転免許の年齢制限を考慮する際には、地域の交通状況を考慮に入れるべきです。生活スタイルは個々の状況によりますが、地方の交通インフラ整備は地域住民の生活の質を左右します。

ネットからのコメント

1、家を買うタイミングで考えると思う。うちは、今から36年前に購入しました。子どもの学校の近くか、駅に歩いて行ける場所か、悩みましたが、学校はいつかは終わる。高校なら、電車にのるから、駅近になる。だから、将来を考えて駅近にしました。今老後に入りましたが、病院やスーパーなど歩いて行けるから、やっぱり駅近はよかった。多少は、高いけど、バスや車を乗るよりも将来はいい。

2、佐賀県でも唐津市は福岡空港から地下鉄も直通運転または一回乗り換えで交通アクセス抜群。駅近ならスーパー等、買い物は徒歩圏内にあり車無し生活は可能。鳥栖駅近、佐賀駅近も同じ。問題は公共交通機関が貧弱な他の地域に居住する場合。自転車に乗れる体力があれば生活出来るが、高齢等で徒歩が困難になった場合。地域コミュニティに交わるか　どうかは地方でも都会でも同様だ

3、地方でも都心部に住んでいたら車が無くても困らないでしょう。うちの実家は東京隣県ですが駅前以外の住宅地は「ベッドタウン」で陸の孤島状態です。スーパーも個人病院も徒歩圏内にはありません。

30分に1本のバス（5分から15分の遅延も当り前）に乗って30分かけて駅前まで行かなければなりません。家人がおらずぎっくり腰になった時、整形外科等へ行くならタクシーとなり迎車が基本ですが、これもドライバー不足から当日配車が困難な時もあったりします。コロナ禍の時、交通機関の利用はしないように、と言われていた事を思い出すと、「車が無いと生きていけない！」は本当にそうだなと思います。

4、東京に20年住んだ後、地方の田舎で暮らしています。東京では車は全く必要なく、電車、バスで余裕でした。でも田舎では、電車の駅は遠く、歩いて40分とか。バスを使う事になりますが、1時間に1本あるかどうかです。スーパーまで歩いて30分。さすがに遠いので自転車でスーパーまで行ってましたが、雨の日は諦めてました。と、車は無くても何とかなりますが、東京とは比べ物になりません。今は車も安い中古の軽自動車を買いましたし、さすがに田舎すぎたので、人口30万人規模の市に引っ越しました。今はスーパーは近くにありますが駅は歩いて50分。バスは1時間3本くらい。

生きるだけなら車が無くても大丈夫ですが、少しは人生を楽しむためには車は必須という感じです。