俳優の伊東四朗が、20日放送のラジオ番組で、サウナ施設での危険を振り返った。話題は赤坂で起きた個室サウナ店の火災事故に関連しており、伊東自身の経験を交えて語られた。この事故では夫婦2人が死亡しており、施設の安全性に疑問が投げられていた。伊東はてんぷくトリオ時代の1960~70年代に岡山・倉敷でサウナを利用し、出られなくなる恐怖を感じたことを明かした。
サウナのドアが熱で膨張して開かなくなり、閉じ込められたが、最終的に体当たりして脱出した。この経験から、サウナ利用には十分な注意が必要だと警鐘を鳴らしている。

伊東四朗氏の発言は、赤坂のサウナ火災事件を受けたものであり、その異常性は明白である。サウナの設計や安全対策の根本的な問題が浮き彫りになった。まず、非常時に備えた緊急脱出機能の欠如が指摘されるべきだ。施設側は、構造的に安全性が確保されているか、現在の規定では十分かどうか再検証する義務がある。また、客の安全を守るための緊急時の対応策や撤退指示が明確かどうか、施設運営者は確認すべきだ。第三に、定期的な安全点検とスタッフの緊急対応訓練の徹底が必要だ。非常希望の灯が切られた状況は、決して許されるべきではない。これは命を預かる施設の欠陥であり、必要な改善を怠れば取り返しのつかない事態を招く恐れがある。
安全意識を高めることで、今後そのような事故を防ぐことができるだろう。
ネットからのコメント
1、サウナに限らず自分はこういう出入口が一箇所の閉鎖的な空間に入る時は、まず最初に万が一の事態を想定する。ビジネスホテルに泊まるのなんかも本当に怖い。これを機に、サウナだけじゃなく色んな施設で総点検をやって欲しい。
2、万が一のことを想定したら、ビジネスホテルのユニットバスなんかもスマホを持ち込んだほうが良いのかもしれない。非常用ボタンがあっても今回のように電源が入っていなければ何の役にも立たない。サウナに限らず1人のときは出れなくなるかもしれないと常に気にしておこうと思う。
3、私もかなり古い日帰り温泉のサウナ、そんなに高温でなかったが、熱くなってきたので出ようとしたが、ドアのあたりが汚れやサビ、建て付けも悪く開きにくかった。その前に他の人は出て私一人。思いきり体重かけてようやく開きました。熱いのも狭いのも苦手なので焦りました。色んな所のサウナ、一度点検して欲しいです。
4、繰り返し多くの番組で報じていますが、もう可哀想で観ていられません。
自分が閉じ込められた気持ちになっています。お二人に小さいお子さんがいらっしゃった事を聞いて、更に心が痛みます。これから賠償問題になるのでしょうが、二人は戻って来ません。今後は自分が何らかの被害に遭わない為に、日々どの様な行動をしたら良いかを考えさせられました。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7eba1f50e1f6780c39340fda0bfb9027da55ff2f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]