生後約4か月の乳児を連れた夫婦が、11日にSNSで標高2354メートルの日本百名山・四阿山(長野・群馬県境)へ登頂したと投稿し、議論を呼んだ。山頂でミルクを与える写真などが拡散され、「高山病や事故が心配」と批判が相次いだ。専門家は、標高1500メートル以上で高山病リスクがあり、乳幼児は酸素需要が高く、脱水・低体温症などにも陥りやすいと指摘。一方で子連れ登山自体を一律禁止するものではなく、低山から段階的に経験を積むことが重要と説明した。

この問題は「親の趣味」だけで片付けられる話ではない。生後4か月の乳児を標高2354メートルの環境へ連れて行く行為は、万一の体調急変時に対応できる医療体制が乏しい場所へ、意思表示できない命を置くリスクを伴う。自然を楽しむ自由は尊重されるべきだが、子どもの安全を最優先にする責任まで軽視してよい理由にはならない。
本質的な問題は、子育て中のアウトドア活動に明確な安全基準や啓発が不足していることだ。対策として、①乳幼児向け登山リスクの公的なガイドライン整備、②登山用品販売時の安全情報提供強化、③山岳地域での緊急対応体制や情報発信の充実が必要である。
「できるかどうか」ではなく「命を守れる環境かどうか」が判断基準になるべきだ。親の挑戦心より、子どもの安全を守る責任の方が重い。自然への憧れは尊いが、守るべき命を危険にさらしてまで証明するものではない。
ネットからのコメント
1、生後4ヶ月は流石に早過ぎと思いますけどね。負担でしかないのでは。小さいうちから色々な体験を…と親は言いますが、はっきり言って1歳以下の乳飲み子の時の記憶は本人、ほとんど覚えてないですよ。稀に記憶があるって人もいるけど、ないという人の方が多いのでは。生後4ヶ月では身体的な特に内臓面もまだ未熟だし、体内時計や生活リズムの乱れにも繋がるので推奨はできませんね。完全に親のエゴというか我儘です。親になっても趣味を満喫するのは別に悪ではないし、むしろ子育て中の息抜きとして登山が選ばれるのも全然ありです。
ただ、赤ちゃんは預けれるところに預けて大人だけでいきましょう。登山を子にも、4歳以降、運動能力がついてきてから、そして低山から始めるのが良いかと。2000m級は小学校中学年くらいかな。個人差はあるけど、何にしても赤ちゃんが行くような山ではないです。
2、私は小学1年生で富士山登頂しました。それでも登れたのは、普段から持ち山に登ってたことや、富士登山中に疲れた時は父親が背負って登る場面もあったからです。一緒に登った姉は登り途中で高山病になりかけてました。そこまで体力がある子供でも大変なのに、言葉も話せない4ヶ月の赤ちゃんを連れてまで登山をする意味ってなんでしょうね。
3、行楽地等でも生後1ヶ月経ったかどうかくらいの赤ちゃんを連れているご家族を良く見かけます。ベビーカーや抱っこ紐等を使わずただ腕に乗せるように抱っこしているのでちょっとヒヤヒヤしてしまいますね。お兄ちゃんお姉ちゃんを含めての家族団欒の為とは言え感染のリスクもあるのに良く連れ出すなと頭の古いおばさんは思ってしまいます。今は1ヶ月経つかどうかでも普通に連れ出すのが当たり前なんでしょうか。
4、メーカーがそういった製品を出している=安全ではないと思う。赤ちゃん向けジュースやお菓子なんかも何ヶ月以上からって書いてあるけど、食べないのに越したことはない物も多い。今回の件は我が子の安全より趣味優先なのは間違いないにしても、自分たちの子どもだから責任も自分たちで取ればいいこと。問題なのは物議を醸すだろう事が想像できないでなんでもSNSに投稿することだと思う。黙って登って黙って降りればいいって思った。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e016488b2a437d887baeea8d768e7d0bead17cd3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]