昨年8月18日午前9時半ごろ、大阪市中央区宗右衛門町のビル付近で、35歳の会社員の男が火の付いたたばこをポイ捨てし、周辺のペットボトルやポリ袋に燃え移って延焼。隣接ビルを含む約300平方メートルが焼損し、消火活動中の消防司令・森貴志さん(55)ら消防隊員2人が殉職した。大阪府警は14日、男を重過失失火容疑で書類送検し、厳重処分を求めた。

火の付いたたばこを捨てるという一瞬の身勝手な行為が、2人の消防隊員の命を奪う大惨事につながった。しかも周囲には燃えやすいごみが放置され、建物には法令違反の疑いが残っていた。これは単なる不注意ではなく、危険を見過ごしてきた社会全体の管理意識の甘さが招いた人災である。
問題の本質は、法律が存在していても守られなければ人の命を守れないという現実にある。喫煙マナーの欠如、違反建築への監督不足、危険な環境を放置する行政の対応力不足が重なれば、また同じ悲劇が起きる。
再発防止には、①ポイ捨てへの罰則強化と厳格な取り締まり、②繁華街や危険区域での監視・清掃体制の強化、③建築基準法違反への迅速な是正命令と継続監査が必要だ。
守るべきルールを軽視する人間の自由が、命を守るために命を懸ける人の犠牲の上に成り立つ社会であってはならない。失われた2つの命を無駄にしないためにも、「誰かが注意するだろう」という無責任な考えを終わらせる時だ。
ネットからのコメント
1、煙草の火の不始末で犠牲者を出すなんてあってはならないことだと思う。御遺族からしたら、簡単に防げた人災で大事な父親や息子さんを失ったことはとても納得できるものでは無いだろう。喫煙者はこの火災事故を他人事だと思ってはいけないんじゃないかな。様々な場所で煙草のポイ捨てを見かけることがあるが、その行為は放火と変わらない。今まで運よく未遂に終わっただけだ。自分の起こした火に関しては厳格に責任を取るべきだ。
2、タバコを吸う人を嫌う人はかなり多い。まだタバコのポイ捨てをする低レベルの人がいるし、ましてやバイクを運転しながら吸うやつもいるしね。
真面目に決められた場所でマナーを守っているひとも同じ様に見られてはたまったもんじゃない。
3、タバコのポイ捨てによってあれだけの大火災となり、2人の命が失われたとは本当に腹立たしい限りですね。ホテルニュージャパンの火災もタバコの火の不始末が原因だったと思うが、喫煙者はタバコを吸うのはいいとしても今回の件や寝タバコが原因での火災や問題化している山火事などの火災の原因になるということを強く認識してほしいですね。車を運転していてもいまだに窓からタバコを捨てる者がいるが、本当にやめてほしい。都内では外国人に寄るポイ捨てもよく見かけるようになって、どうにかならないものかと思いますね。
4、私は町でポイ捨てしてる人を見かけたら、「落とし物ですよ!」って言ってお渡しします。するとほぼ皆さん、不機嫌な顔をしますが、さらに追い討ちをかけて、「その不機嫌な気持ちを周りの人が受けているんですよ。」と言うと、かなりの確率で不機嫌MAXで去っていかれます。ポイ捨てする人たちの倫理観の無さは異常ですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8ace3117ce626174e0b6cc588577d4e983d57033,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]