11月の日本への中国人観光客数は約56万人で、今年最低を記録しました。昨年同月比では3%増ですが、今年3月の約66万人を大きく下回っています。理由の一つとして、高市総理が台湾有事に関連する発言をしたことにより、中国政府が渡航自粛を呼びかけた影響が考えられます。他国からの観光客は紅葉シーズンにより増え、全体では訪日外国人旅行者数が351万8000人で前年同月比10%増、過去最多を更新しています。

1月から11月までの訪日外国人数は約3900万人で、前年の3700万人を上回り、インバウンドは好調です。

この事件は日本と中国の政治的な関係が観光業に直接影響を与えていることを示しています。高市総理の発言が中国政府による渡航自粛を引き起こし、日本の観光業に影響を及ぼしたことは避けて通れません。外交的な発言の安易さを批判すると同時に、観光業界は政治的リスクを考慮した戦略を持つべきです。例えば、政治的緊張が高まった際には、他の国からの観光客誘致を強化し、新たなマーケットを開拓する努力が必要です。また、政府は観光業界の安定と成長を支援するため、観光客数の急激な減少を防ぐ施策を事前に講じるべきです。政治と経済のバランスを考慮した政策作りが求められます。観光業の成長は単なる数値ではなく、国際関係の調和を込めた成功であるべきです。

ネットからのコメント

1、中国政府の渡航制限によって中国からの観光客や留学生が減るのは良い事だと思うよ。オーバーツーリズムが緩和され、日本の観光客が旅行を安心して楽しめるし、大学だって留学生を援助した分を国内の学生の支援に回すことが出来るはずだ。日本が日本人にとって暮らしやすい社会になっていって欲しいですね。

2、観光地のホテルなどもインバウンド向け客にボッタくりの料金で日本国民は高くて泊まれませんでした。中国人観光客が激減し、ホテルもようやく値下げして適正価格になりました。観光地での迷惑行為も減りました。いいことばかりじゃないですか…

3、又中国観光客のニュースか、観光地はごみごみした状態がましになったりホテルが正常料金に戻って良いことも多いのに高市首相の発言が如何にも駄目だったかのように誘導しいてるような報道に飽き飽きしている。もう中国からの観光客の報道はパンダと同じく完全に無視して辞めてもらいたい。

4、日本に中国旅行者が減ったから、逆に「静かな日本を楽しめる」と日本に来る外国人旅行者が増えています。

日本国民も、マナーの無い中国旅行者より、マナーを理解している外国人旅行者が増える方が「おもてなし」出来るから嬉しいですよ。