高市早苗首相は、臨時国会の閉会に関連して記者会見を行い、衆院議員定数の削減法案が成立を断念せざるを得なかったことに大きな悔しさを示しました。首相は法案が「審議すらされなかった」とし、通常国会での成立を目指し、引き続き野党との理解を追求する意欲を強調しています。また、2025年度補正予算の成立について、「国民との約束を果たすことができた」とし、強い経済や外交・安全保障の実現に向けた方向性が定まったと振り返りました。

この状況は、政治の停滞を象徴すると言えます。議員定数削減という重要な改革が進まない背景には、過剰な政党間対立と国会運営の非効率性が見え隠れしています。議員定数の削減は、国民への行政負担を軽減し、より効率的な政治運営を実現するための必要なステップです。まず、政治家たちは自己の利益を超え、国民全体の利益を優先する意識改革が求められます。また、より透明かつ効率的な討議プロセスの確立、国民からの意見を反映できるシステムの導入も必要です。このような改革が不可欠であり、遅れれば遅れるほど、政治への信頼が損なわれる危険性が高まります。今こそ、政治の膠着状態を打破し、より持続可能な未来を目指す時です。
ネットからのコメント
1、今国会で、減税の話がほとんど出なかったのは残念でなりません。物価高対策の暫定税率廃止、年収の壁の上げ幅、電気ガス代の補助はこの生活の中で助かる部分ではありますが、やはり、来年から、子育て支援金という新税が引き落としになりますし、再来年には、所得税も増税されますので、できれば野党の皆さんももっともっと減税を追求してほしかったです。
2、国民は物価高や高い社会保険料で苦しんでいる。議員は5万円アップしたのだから、ある程度の議員削減は同然だと思う。また、今の議員数が本当に必要な人数なのか?をしっかり精査して欲しいし、落選したのに比例で復活当選とか、今の選挙制度が正しいのかも考えて欲しい。個人的には、今の日本において、議員数は多すぎると思う。
3、身を切る改革自らの議席が危うい、と考える議員さんが、定数削減の法案に賛同するとは考えにくい。そうなると、法案審議も真剣にならないだろうし、いつまでたっても審議もされず、議決もされず、になる気がする。国民ができることといえば、採決の時に賛否の態度なのだけれども、それとて審議がなされて初めてできること。通常国会で再度法案提出されても、また審議すらまともに進まない気がする。
4、テレビの調査では国民の半数以上は議員定数削減に賛成でした。議員は、反対でしょう。しかし、今回の国会を見ていたら辞めて欲しいと思う議員がいました。当初は国民の支持を得ていたのでしょうが、裁判官のように、国民審査をするのもいいかもしれません。
議員は嫌がるでしょうが。審議すらしないのですから、世論が意見を言って政治を動かす原動力にならないものでしょうか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e8efb352da1e1b2611eddbfb8212c8d63662871c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]