2025年12月15日、東京・赤坂の高級会員制個室サウナで火災が発生し、川崎市の美容院経営者とその妻の2名が死亡しました。このサウナは1回120分あたり1万9000円からの高級店であり、火災時には消防報知機が作動しましたが、彼らはサウナの入口付近で倒れていた状態で発見されました。報道によると、火災の原因は未だ特定されておらず、ドアノブの構造的異常や非常ボタンが正常作動したか疑わしい点など、安全性に関する問題も浮上しています。

プライベート性を重視した個室サウナのリスクが指摘され、警視庁が調査を継続しています。

この悲劇的な出来事を通じて、私たちが考えるべき問題が浮き彫りになりました。一見魅力的なプライベートサウナの裏には深刻な安全上の欠陥が潜んでいました。特異なドアノブや疑わしい非常ボタンの存在は、今回の事故を単なる不運ではなく、明確なセーフティーシステムの欠如として映し出しています。第一に、施設の設計段階での安全基準の再検討が必要です。標準仕様に従った設備の導入は不可欠であり、異質な仕様は即刻見直すべきです。第二に、緊急時の迅速な対応を確保するため、信頼性のある非常用装置の設置が求められます。作動確認や定期点検を怠らず、万全の態勢で利用者を守るべきです。第三に、高額な料金を掲げる以上は、それに見合うサービス品質と安心感を提供しなければなりません。

これらの解決策を怠ることは、人命を軽視する結果を招きます。快適性を追求するあまり、安全性が犠牲にされてはならないのです。

ネットからのコメント

1、取っ手が外れて出れない → 非常ボタンを押しても救助に来ない → タオルを熱源に触れさせ火災報知器を作動させて救助を期待 という流れではないかと思いました。この間、暑さで朦朧とする中、扉への体当たりなど、いろいろ助かる道を試したと思います。それにしても、いざ何かあった時は押せば誰かが来てくれると信じて疑わない非常ボタンについて、まさかの時に作動しないとは、施設側の責任は重大だと感じます。

2、ドラマなら完璧な殺人事件ですね。火元もわからない。ドアノブもなぜ外れたのかわからない。非常ベルは店の過失？偶然が3つ重なって起こったのかな。本当に犯人がいるのかと疑ってしまいます。教訓として、今後はどう逃げるのかを考えた対応が求められそうです。

3、設計上のミスとしか言えないプライベートサウナであればなおさらの事ラッチ機能のドアにする必要はない熱くなるからと木製のハンドルなのでしょうがハンドルの固定部分が湿気で腐食していた可能性がある同じく報知機も湿気で故障している可能性もある今後サウナ室は建築基準法や消防法が変わるかもしれない

4、初めて行ったサウナでドアノブ取れて、非常ボタンが効かなくてって不運に不運が重なりましたねこれから調査も進むとは思いますが、ただの不運の重なりとせず全国的に改善されることを望みますどうやらドアノブ採用のサウナは少ないながらも存在しているみたいですので、、、下北沢の某サウナでは早速ドアノブタイプだったものを交換すると発信していました