防衛大学校の加藤直樹教授による講演が10日、京都ブライトンホテルで行われ、中国の安全保障環境について議論されました。最近、中国機によるレーダー照射があり、高い緊張感が現場に走ったとされています。中国は、日本と韓国、在韓米軍を合わせても圧倒する軍事力を持ち、特に1900発の弾道ミサイルと300発の巡航ミサイルが日本に重大な脅威を与えています。
さらに中国は、海洋進出を4段階で進めており、まず領有を宣言し、その後海域での実効支配を進めています。南沙諸島や西沙諸島では短期間での施設整備が行われており、戦略的な力の空白をつく姿勢が見られます。また、歴史的に中国は周辺地域での先制攻撃を繰り返しており、日本も先制攻撃に対抗するための防衛力強化が必要とされています。

現状、中国の攻撃的なレーダー照射と軍事拠点の拡大は、地域の安全保障に重大な脅威を及ぼしています。このような状況下において、日本の防衛体制は未だ不十分であり、制度的な問題が浮き彫りになっています。日本は、今後の不測の事態に備えた防衛力の強化が急務です。
中国の戦術に対抗するためには、まず、日本は防衛装備の数的拡充およびアップグレードを図る必要があります。次に、地域での同盟国との協力体制を強化し、共同の防衛訓練や情報共有を密接に行うことが求められます。
さらに、外交を通じて国際社会へ中国の拡張政策に対する懸念を喚起し、国際的な圧力を強化することが有効です。
最後に、平和的な外交努力と防衛強化の両面で戦略を構築することが、今後の日本の平和と安全を守るための重要なステップです。この2つのアプローチを絶妙に組み合わせ、しっかりとした国家戦略を持つことが、日本の将来を決定する鍵となります。
ネットからのコメント
1、中国との軍事衝突は過去何年か言われて来た事で、一番可能性が高い2027年〜2030年迄台湾有事が勃発せずこの様な状況で乗り切れたら、国力的にも周の年齢的にも攻め込む力は減衰していると言われている。 要はこれから2030年迄に絶対に中国のプロパガンダ、調略に乗らず、日本は確実にゲームチェンジャー兵器(省人化した艦船、レーザー兵器、レールガン、陸海空ドローン兵器、地対空ミサイルの増産)を戦力化する事が肝になると思われます。各種艦船を大量配備するより遥かに経済的であり効果的圧力を加えられるはず。 また、ウクライナ戦争での戦訓を戦略、戦術レベルで勉強する上でウクライナに自衛官幹部を派遣して新たな非対称戦術を勉強してきて欲しいと思います。
2、核弾頭の本格的配備を検討すべき。もともと日本は潜在的核保有国なわけで本気にやれば出来ることは分かっている。無理なら米国の保有する核弾頭を配備し、万一の際には何時でも撃てる準備はすべきである。北朝鮮証明しているように核保有がどれだけ大きな意味を持っているか普通にかんがえれば分かることだ。日本人は自分の身は自分で守るという意識があまりにも希薄である。
3、中国は完全に敵対的行動をしてきている。経済依存とか悠長なことを言ってたら確実に尖閣、沖縄、奄美諸島は取られます。日本企業の現地邦人もいつ拘束されるかわかりません。日本も中国に渡航制限をかけるべきです。またより一層防衛力を高めて手出ししないようにさせるべきだしスパイ防止法を早急に制定し工作への対処力も高めていくべき。つまりは日本を普通の国にするべきです。
4、レーザーではなくレーダーだね。火器管制レーダー。もちろん照準のためにレーザーを当てる方式はある。特殊部隊とかが使う銃器についてるやつ。火器管制レーダーは捕捉したらミサイルや機銃と連動して捕捉し続ける。
防衛を考えるならちゃんと書きましょう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/92212fae8bceff19af82d6390e37881c0d31e160,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]