F1第19戦アメリカGP開催直前の10月15日、メルセデスが来季のドライバーラインナップを発表し、2026年に向けて残りのシートはレーシングブルズの2つとレッドブル、アルピーヌにそれぞれ1つずつとなった。アメリカGPでは、レッドブルとの契約延長を目指す角田裕毅が7位入賞したものの、予選で旧チームメイトのリアム・ローソンとのトラブルが波紋を呼んだ。
角田は、ローソンがわざと自身の行く手を塞いだと非難。オランダの専門サイト『RacingNews365』は、これをシート争いの圧力による確執と報じ、来季契約が未定の両者にとって単なる個人的な対立ではなく、F1でのキャリアを競う戦いであると指摘した。メキシコGPが最後のアピールの場となるかもしれないという。
激しい競争の舞台であるF1界において、角田裕毅とリアム・ローソンの間で起こったトラブルは、レッドブルチームの内情を反映するものです。過去にも先例があるように、組織内での猛烈な競争が称賛される文化は、ドライバーたちに過度なプレッシャーをもたらし、結果的にスポーツマンシップを損なうリスクをはらんでいます。まず、トップチームとして、レッドブルは透明性を持ってドライバー選考の基準を設け、競技精神を尊重する制度を整備するべきです。
また、競争の過熱を抑制するために、心理的なサポート体制を充実させ、選手たちが健全に競技に臨める環境を提供することが求められます。さらに、今回のようなトラブルが再び起こらぬよう、フェアプレーを重視したルールの浸透を図ることが重要です。組織の見栄えを優先するのではなく、ドライバーの健全な成長を支えることで、より健全で魅力的なスポーツ文化を築くことができるでしょう。
ネットからのコメント
1、ローソンはレッドブルで降格になって、今の位置に居るわけだから、将来そこから再びレッドブルへの昇格があるだろうか?本来ならば、降格時にクビでも良かったのに、たまたまレッドブル系に合う適したドライバーがいなかった点とローソンをもう少し、見極めようと残したように思いますその後のローソンは及第点ギリギリのレベルなので、それならば、来季のマシンは大幅に変更される点を考慮し、角田の線が強くなったと感じます
2、今回のは角田が言うほどでは無いと思うけど、ローソンも若干角田側に動いたようにも見えるただローソンは他のチームのドライバーにも同じことをするだろうし正直言ってリスペクトに欠ける面がよくみられる
3、まあ、トータルでみるとハジャーの昇格はほぼ決まりで、レーシングブルズのシートをローソンと角田が争う構図なんでしょうね。「有望なドライバーをF1デビューさせて、いずれレッドブルへ送る」という若手登竜門的な位置付けであることを踏まえると、角田とローソンが同僚になる可能性は低いように思えるので、いずれか一方が残って、もう一つのシートは若手有望株(リンドブラッド?)が入るのが妥当に思えます。角田とローソンの比較でいえば、仮にハジャーがレッドブルで不振に陥った場合、角田の方が一時的に代役になれそうに思えるので、優位かもしれませんね。それを盤石にするためにも次戦メキシコGPは上位入賞してほしいですね。
4、いずれにせよ、私は、日本人のF1ファンなら、レッドブル残留やレーシングブルズ降格、どっちでもいい。F1のレースに出場できることに意義がある。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f2999059a0ee5d597dee5317ce54ca6f637c518c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]