12月18日、木原稔官房長官の記者会見で、ミス・フィンランドの女性および国会議員がSNS上にアジア人差別とされる「つり目」の写真を投稿した問題について質問がありました。木原長官は、日本政府はこの問題について承知しており、フィンランド首相が侮辱的な投稿に対し謝罪声明を発したことを確認。日本政府はフィンランド政府に、在フィンランド大使館を通じて憂慮の意を伝え、適切な対応を期待するとしています。
また、アジア人への差別的言動に対する政府の対応を重ねて問われ、日本はフィンランド政府との緊密な意思疎通を図ると語りました。

公の場における差別的表現の問題は深刻であり、これ以上黙認することはできません。まず、SNSという影響力のあるプラットフォームでの発信については、その責任を再認識する必要があります。一部の公職者がこうした侮辱的な行動をとったことは、制度上の欠陥と、差別に対する認識不足を示しています。フィンランド政府は、早急に国会議員や公職者への人種差別に関する教育を強化するとともに、多様性を尊重するための新たな施策を打ち出すべきです。さらに、SNSでの差別的発言に対しては厳しい罰則を設けることが必要です。社会が進化し続ける中で、誰もが尊重される環境を築くことは、私たち自身の責任です。
このような問題を乗り越え、多様性を受け入れる社会へと変革する必要があります。
ネットからのコメント
1、この問題は普通のフィンランド国民も「アジア人は些細なことで大騒ぎしている」と揶揄して議員を支持しいて、こうした差別意識がフィンランドに深く根付いていることが分かった事まあ日本のリベラルや人権派達が北欧を見習えという決まり文句を言えなくなった事は大きな功績
2、はっきり言わせてもらえば多くのヨーロッパ人はアジア人に対して差別感情を持っていますよ、表出するかしないかの話なだけで。それはヨーロッパにしばらくいれば感じることですし、アメリカでもそうです。レストランでなかなか案内してもらえななんてのはまあ分かりやすいですが、学校でもいじめの対象になりやすいですし、後ろから差別的な声を掛けられるなんてこともあります。日本や中国や韓国が勃興してかつての栄光のヨーロッパではなくなったことに対するモヤモヤした感情もあるんでしょうけど、そんなもんですよ。毅然と対応しなければならない問題だと思います。
3、>フィンランド首相は、フィンランドの個々の国会議員による最近の侮辱的なソーシャルメディア投稿に対し、心からお詫びする旨の声明を発出した<一国の首相という最高責任者が、きちんと対応しお詫びの声明を出しているのである。
百歩譲ってフィンランドが国として何の対応もしなかった(発信のもとになったミスフィンランドも処分もされなかった)のならわかるが、マスコミは官房長官に「在フィンランド大使館を通じ、フィンランド政府に対し、今般の事案への憂慮と適切な対応への期待を伝えてきております。引き続きフィンランド政府との間では緊密に意思疎通を図っていく考えです」以外のどんな回答をせよというのだろう。少なくとも何度も聞きなおすような問題でもないと思う。
4、差別はよくありません。ところで吊り目ポーズがアジア人差別とは知っておりましたが、具体的に日本、中国、韓国・北朝鮮を指すものとは知りませんでした。この定義は誰が決めたのでしょうか。ちなみにフィンランドはヨーロッパではトルコなどに並ぶ親日国という認識でしたが認識が変わったのでしょうか。ミスフィンランドへの連帯として国会議員がこのようなパフォーマンスをするということは余程の事情がありそうです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/79e6a94789240f20dcddf2ac42c62c8433839a69,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]