デビッド・マキノン氏は、日本の西武と韓国のサムソンでのプレー経験を通じ、両国の野球応援文化に深い感銘を受けた。日本では外野席が応援の中心であり、トランペットや太鼓といった自前の音楽で全体を盛り上げるスタイルが印象的だった。一方、韓国では録音音楽を用い、スタジアム全体で歌う独特の応援が特徴的だった。マキノン氏はこれらの熱狂的な応援に慣れた後、MLBの試合を観戦し、その活気の無さに物足りなさを感じた。
彼は日韓の応援スタイルを絶賛し、特に西武時代の応援歌を懐かしむ様子を示した。今後も彼は世界の応援文化に注目し続けると語り、第6回WBCで各国の応援を楽しみにしている。

コメント:
デビッド・マキノン氏の体験は、異なる文化の魅力とその衝撃を浮き彫りにしている。彼が日本と韓国の野球応援に感銘を受けたのは、単にスポーツの愛好という枠を超えた、真に心を惹きつける文化体験だった。日韓の応援が、単なる事前録音された音楽や形式的な応援とは一線を画し、観客全体が一体となって作り上げる生の活気に溢れている点は、米国のスタイルとの大きな対照を示している。米国でも、活気ある応援文化を取り入れることで、観客の参加感を高め、スタジアム全体を活気づけることが可能ではないだろうか。観る側も参画するエンターテインメントとしての価値を再評価し、応援文化を変革する契機とすることで、彼が感じた物足りなさを解消し、ファン体験を向上させる取り組みが望まれる。
マキノン氏のような経験を持つ選手の声を活用し、変化を促すことこそが、今後のスポーツ界における価値ある進化につながるだろう。
ネットからのコメント
1、コロナ禍の時プロ野球が再開された時鳴り物や声出し応援出来なかった時に球場行ったら新鮮だった。投手が投げる時の気合いの声やバットに当たった音やミットが鳴る音。一種緊張感というかワクワクした。ただやっぱしばらくすると寂しい感じが勝ります。でも私はあの無音のスタジアムも悪くなかったのでたまには例えば5回裏表の時だけ応援しない日とか設けてもいいかなと思う。
2、日本式応援がイヤだ、うるさいっていう外国人選手の話も聞いたことがあるなんでも好き嫌いはあるだろうけど、イヤだと言ってもやめてくれるわけでもないから、順応するしかないし、どうせなら好きになった方がいいのだろうこんなことも、日本で成功するファクターなのかもしれない
3、スタンド風景として個人的にはアメリカ風も好きだが、一番は甲子園の高校野球の雰囲気かな。レベルの高いブラスバンドの演奏と、盛り上がる生徒や地元民の応援団。
アルプススタンド以外では野球に集中できる環境。外国人も、甲子園の熱狂を体験したら結構ハマると思う。
4、嬉しいことを言ってくれますね。ここ数年でMLBにかぶれた方々の「日本の野球は騒々しい」って意見に、イラッとしてたので。確かに静かなグラウンドでバットとボールが当たる乾いた音が聞こえる環境も良いですが、球場全体の雰囲気が変わるような応援が好きですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b923f544623a7e3ea2dd2549adc97172d98dbe1a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]