広島市西区の広島学院高校では、男子生徒が女性の生理について理解を深めるための全3回の授業が行われました。この取り組みは、全国の男子校にも広がりを見せています。授業では、生理の基礎知識を学ぶとともに、生理用ナプキンの着用感や生理痛を疑似体験し、不快感や痛みについての理解を深めました。2021年の調査では、男性の61%が生理に関する知識の必要性を感じています。

他の学校でも、生理教育が取り入れられており、男女共に生きやすい社会を目指したコミュニケーションの促進が求められています。

この試みは、教育の重要な一環として評価されるべきです。長年、性や生理に関する教育は偏りがちだったため、男性が生理に関して理解を深める機会が少なかったのは否定できません。知識と経験の欠如は、誤解や不必要な摩擦を生むことが多々あります。本取り組みの背後には、男女間のコミュニケーション不足を解消し、理解を通じた配慮ある社会を築くという大きな目的があります。まず、教育機関は性教育のカリキュラムに男女双方に関する包括的な内容を組み込むべきです。また、教育の場だけでなく職場や家庭でも、この知識を持ち帰り活用できるような環境作りが必要です。さらに、性教育に対する偏見をなくし、参加しやすい環境を整えるための社会的な啓発活動も求められます。

このような取り組みを通じて、私たちの社会は本当に「あらゆる違いを受け入れる」に近づけるのです。

ネットからのコメント

1、疑似体験は１回きりでおしまいだけど、女性はこれが何十年も毎月やって来るその度に肌は荒れ、メンタルを崩し、なおったと思ったらまたやって来る、の繰り返し100%理解なんてできるわけないけど、少しでもわかろうとしてくれる、こういう取り組みはありがたいですね

2、意義深い取り組みとは思うが、大学に入って生理の女子学生にどうして欲しいか聞きたいという反応は男子校だなと思う。女性としてはそれほど親しくない男子生徒からはその話題に触れてほしくないと感じるのではと思います

3、日頃穏やかな性格の妹が、凄く苛々して家族に当たり散らした事を思い出した。その行動は理不尽としか受け取れなかったが、医療系の学校で同級生の女性たちから話を聞いて理解、納得できた。正しい知識は相互理解に大切なものである。

4、妻はこの期間になると機嫌が極端に悪くなる、身体がだるくなる等がある予めその期間に突入したら申告するようにしていてその期間は特に配慮するように家族絡みで対応しています週末はパパと子供は外に遊びに行く家事は妻以外でやる子供（もちろんパパ）も妻がいつも大変なことを当たり前にやってくれることに気付けて良い習慣になっていると思います