秋田市外旭川にある中央卸売市場で、22日午前11時過ぎにクマが倉庫内に入り込む姿が目撃されました。クマは体長約1メートル20センチで、その場にとどまっています。警察が110番通報を受け、市場関係者ら10人はすぐに避難し、けが人は出ませんでした。秋田市は対応として倉庫の入り口近くにクマ捕獲用のおりを設置し、クマが入るのを待っています。
外旭川地区や泉地区では同日午前中にクマの目撃情報が相次いでいます。

野生動物、特にクマが人間の生活圏に入り込む事態は、環境変動や食料不足などの背景が考えられ、潜在的な脅威を感じさせます。秋田市周辺での立て続けの目撃情報と市場内における避難騒ぎは、地域住民と関係者に大きな不安を与えたことでしょう。この事態に対して、迅速かつ効果的な対応が必要です。まず、住民に対してクマの生息状況や注意事項をしっかりと周知すること、次に、専門家による適切な捕獲や移動手段の採用、さらには、野生動物が人間の生活圏に侵入する背景に立ち返り、森林環境の保護やエサ場の整備といった根本的な対策を検討することが必要です。地域の安全は、自然と人間の共存のバランスが取れて初めて実現します。これを機に、長期的な視点での地域戦略を再考する良い機会と捉えたいものです。
ネットからのコメント
1、人的被害が出ていないのは不幸中の幸いですが、市場という日常の労働空間にクマが入り込んでいる時点で、事態はすでに一線を越えています。「共存」や「追い払い」で済む段階はとっくに過ぎており、人の生活圏に定着し始めた個体については、残念でも駆除を含めた判断が必要だと思います。人命と生業を守る責任は、感情論よりも重く扱われるべきです。クマが悪いわけではありません。しかし、結果として人が犠牲になってからでは遅い。行政がためらい続けることこそが、最悪の結果を招きます。安全が確保されて初めて、環境保全や共存の議論が成り立つ。その順序を見誤ってはいけないと思います。
2、本当に異常事態がすごい。中央市場なんて、魚でも野菜でも乾物でも何でも食べ物がある。それに目をつけてしまったのでしょう。もうこの個体は、市場に行けば何でもあると言うことを学習してしまっているので、即駆除をしなければならない。本当に危険な個体だと思う。目撃された時間が午前11時なんで市場自体はもうほぼ終了している時間なんで、人が少なかったのが幸したのでしょう。
夜中の2時や3時に入られたら、人でごった返しているし、本当に危険だったと思います。しかし、駆除したとして、食品を扱う市場の中なので、衛生的にもかなり問題が発生するかもしれません。しかし、本当に人的被害がなかったのが1番良かったと思う。早急な駆除を希望します。
3、中央卸売市場にクマが入り込むのは相当危険な状況。市場は食料が豊富で、人の出入りも多く、クマにとっては居座りやすい環境になってしまう。今は被害が出ていないのが幸いだけど長引けば事故につながりかねない。早急で慎重な対応と、再発防止策の徹底が必要だと思う。
4、秋田市中央卸売市場って一番商品が集積される場所じゃないですか。そこへクマが居座るとなると被害が気になります。少しでも傷がつけば売り物にならない可能性があります。年末年始のかきいれ時だけに非常に心配です。各地の卸売市場は対策を強いられるのかも知れません。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a294a9f7e93d0a4013461c5e48be8319df281ce5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]