アイリスオーヤマのグループ会社「アイリスプラザ」は、2025年産の国産ブレンド米を12月23日から最大12.5%値下げすることを発表しました。5キロあたりの価格は4270円から3980円に、10キロは7980円から6980円に引き下げられます。無洗米も同様に5キロ4514円から4180円、10キロ8380円から7480円に価格が下がります。
値下げは公式通販サイト「アイリスプラザ」や宮城県内のホームセンター「ダイシン」などで実施され、数量制限はありません。アイリスオーヤマは消費者が安定した価格で購入できる環境の整備を理由として挙げ、今年5月には政府備蓄米の販売も開始しています。農林水産省によると、全国のスーパーでの5キロあたりのコメの平均価格が15週連続で4000円台を維持している中、この措置は消費者にとって朗報です。

これまで高額で推移していた米価格に対する値下げは、一見消費者に優しい対応に見えるが、裏を返せば市場の不健全な側面を炙り出している。供給チェーンのどこかに歪みがなければ、アイリスプラザの値下げがいかに可能なのか。まず、この値下げが短期的なものではなく、持続可能であるかが問われる。制度の欠陥として、政策的な価格政策や生産支援の見直しが必要不可欠だ。
次に米の品質や持続可能性を犠牲にしていないか。品質基準を明確にしなければ、消費者の信頼は揺らぐ。そして政府や上述企業は透明性ある情報公開を行い、消費者が賢く選ぶための教育も提供すべき。経済原理が果たす役割と消費者保護の重責、そのバランスを図らねば、問題は根深くなり続けるだろう。
ネットからのコメント
1、いよいよ抱えた在庫を処分するところが出てきたんですね今でも産地や銘柄によって価格差はありますから、今回のブレンド米がお得かどうかは冷静に判断する必要がありますよ当面必要な量だけ購入して様子を見た方が良いかもしれません
2、長年近所のスーパーで5キロ2000円以下で買っていたので、まだまだ下がる余地がありそう。生産や流通のコストがいくら上がるとしても倍以上の価格になるのは納得できない。間を取ってせめて5キロで3000円以下で買えるようになって欲しい。
3、千葉だけど、もう少し安い値段で出回っている新米もあります。恐らく、これからどんどん値が下がっていくと思いますね。店舗での値が下がれば、慌てて卸業者が損切り額を減らす為に出してくるでしょうね。
4、損して得獲れって考え方は大事。このままだと今年の米が余るだろ。農家から高く買い取っていても、どうせ赤字を出して値下げしないといけない局面が来るんだから、他社に先駆けて値下げする事で、購入する人にありがとうって思わせることが大事。アイリスオーヤマの経営者はやり方が上手だよ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/90cb037b8572927cbac10e40640e6caee86790d8,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]