2023年12月22日、掛川区検察庁は俳優の広末涼子さんを、新東名高速のトンネル内で起きた追突事故による過失運転致傷の罪で略式起訴しました。事故は4月7日に発生し、広末さんが時速185キロで大型トレーラーに追突、同乗者の男性にケガを負わせました。現場にはブレーキ痕が見当たらず、衝撃で車は壁に衝突し、その後はずみで追い越し車線まで移動しました。
広末さんは「覚えていない」と述べています。同氏には、翌日には看護師への傷害事件もありましたが、不起訴となりました。広末さんは双極性感情障害と診断され、活動を休止しています。

この事件は、重大な交通事故とその背後にある社会的・法的問題を浮き彫りにしています。まず、走行速度が時速185キロに達していたことは、公共の安全に対する深刻な脅威を示しています。このような過失運転がもたらすリスクは、誰もが容易にイメージできるでしょう。それにもかかわらず、現場にはブレーキ痕がなかったという事実は、さらに大きな疑問を呼びます。交通安全教育の見直しや、ドライバーの精神状態を考慮した法改正、さらに、事故の再発防止に向けた対策が求められます。
制度の欠陥や社会の無関心さが、どれほどの不幸をもたらすのか、今回の事件が教えてくれています。
個々の問題として捉えるのではなく、社会全体で考えるべき時が来ています。私たちは、自らの安全と他者の安全を守るために、今どのような行動が必要なのか、真剣に考え直さなければなりません。
ネットからのコメント
1、高速とはいえ、185キロ出すって異常だけどな。ぶつかった相手がトレーラーだったから良かったけど(ぶつかる事自体よくはないけど)、普通車や軽なら誰か亡くなってもおかしくない。飲酒運転と一緒で物凄いスピード違反も事故起こさなければ捕まらない。オービスで撮られても逮捕されるわけでもない。もっと飲酒もスピード違反も罰則を重くして撲滅をはかったほうが良い。巻き込まれて突然生命を失う可能性を少しでも低くしてほしい。
2、時速185キロで事故っても、明らかにコントロールできていないから事故ったのにも関わらず、『危険運転では無い』という前例を作ったということで。まぁ、とんでもないことをしてくれましたね。今後危険運転と立証される事故は減るかもしれません。
3、病気そのものを責めるつもりはありません。しかし、時速185km・トンネル内・ブレーキ痕なし・記憶がないという事実は、運転適性の問題として極めて深刻です。
海外では精神疾患や発作リスクがある場合、医師の判断で免許停止や条件付き免許が一般的です。日本は自己申告に依存し、事後対応が中心で、無関係な他人の命を守る視点が弱い。運転は権利ではなく、社会的な危険を伴う行為。再発防止のためにも、免許の一時停止や定期的な医学的チェックを制度として徹底すべきだと思います。
4、スピード違反は危険運転でいいと思うのだが。。。 何のための法定速度なんだ? 道路標識見て認識したうえでスピード違反してるのに、なんでそれが「過失運転」なのか、「危険運転」だと思うんだけどな。 スピード違反して、それが「危険」と思わないで、運転されても、迷惑だと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b0f5c04268c1fcdd13ca3335209393a51bbdaae5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]