埼玉県警の男性巡査部長(56)は、知人女性に睡眠導入剤を無償で譲渡したとして停職1カ月の懲戒処分を受けた。巡査部長は2023年5月から9月にかけて、県内の医療機関を526回受診し、約2万3千錠を女性に譲った。女性が体調不良を理由に薬を懇願したためであると巡査部長は説明している。今年6月、保険者が異常な処方を警察に相談し、事件が発覚。
巡査部長は麻薬特例法違反の疑いで書類送検された。

この事件には、警察職員としての倫理を欠いた行動が見て取れる。睡眠導入剤を不正に入手し譲渡することは、制度の不備を露呈すると共に医療の安全性を脅かす行為である。まず、医療機関が異常な処方に気付けるような監視システムの強化が必要だ。次に、警察職員への倫理教育を徹底し、このような行為が許されないことを明確に示すべきである。そして医療と警察の連携を強化し、薬の不正利用を早期に発見できる体制づくりが欠かせない。この事件は、個人の請願が安易に優先されることで安全性が脅かされる危険を示しており、公的機関の信頼を維持するためには、厳しい監視と規制が不可欠だ。
ネットからのコメント
1、降格?懲戒処分にしろよ。医療機関からこれだけ膨大な量を騙し取ってるんだから。
本当に必要としてる方々や処方した薬剤師さんにも余計な手間を掛けさせ業務も妨害している。まだまだ発覚してない余罪もあるでしょう。徹底的かつ厳密に捜査して下さいね。市民やその他国民も注目してますよ。
2、一部の睡眠導入剤以外は、30日までの処方制限があります。貯めておいてオーバードーズするのを防ぐためです。2年半で、526回も受診ということは、非番の日にでも、場所を変え、クリニックを渡り歩いて、2日に1回は30錠(特定の薬は、制限なしのがあり)もらっていたんですね。保険者は、地方公務員の健保組合だから、月15回受診、しかも眠剤が月に500錠もでてたら、社保基金の縦覧点検等で、数ヶ月内に判明するはずです。何で2年半もかかったのか、不思議です。23000錠って、譲渡受けた女性が、これを元手に販売などして不正利得がなかったかも調べたいところです。
3、めちゃくちゃ詐欺で懲戒免職じゃないのが不思議。犯罪に使われている以外に考えられないし、警察官だから悪質。名前公表するべき重大案件だと思う。譲り受けた方も捕まえるべき。勤務中に虚偽の申請で休んでないかも公表する必要がある。
4、自分で使わない薬を貰うのは詐欺行為だし、他人に譲り渡すって薬事法に違反してるだろうし普通に犯罪行為だと思う。詐欺行為での追及忘れてますよ。これだから、警察は他人に厳しく身内に優しいって言われる。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ccc6b75514b0800d344993626a0054415cbb5b16,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]