徳島市で発生した事件は、生活困窮者への賞味期限切れ備蓄食品の支給にまつわる問題です。徳島市はおととし5月から、生活保護受給者やその日の食べ物に困っている合計59人に対し、賞味期限が過ぎたパンやアルファ化米を配布していました。その際、もし体調が悪くなった場合は自己責任であるという同意書へのサインを求めていたことが明らかになりました。
特に問題となったのは、期限が1年2か月過ぎていた食品も含まれていた点です。この事態に対し、徳島市はその対応が不適切であったと認めています。

この状況には強い批判が必要です。まず、生活困窮者に賞味期限が過ぎた食品を提供すること自体、命を軽視する行為と言えるでしょう。制度の欠陥は深刻で、最も支援を必要とする人々がその犠牲となる現状には異常さが漂います。問題の根底には、行政の無策があると考えられます。災害備蓄食品の期限管理がされていない点や、食品の安全性に関する基準が曖昧なこと、そして支援制度全体の柔軟性の欠如が浮き彫りになりました。
解決策としては、まず災害備蓄食品の管理体制を刷新し、期限切れになる前に有効活用するプログラムを導入することが急務です。次に、配布する食品の品質や安全性について、第三者機関による定期的な監査を設けるべきです。
さらに、困窮者支援制度全般の見直しと改善を行うために、市民や専門家を交えた委員会を早急に立ち上げることが必要です。この状況を放置することは、公的機関としての信頼を損なうだけでなく、支援を必要とする市民の尊厳を踏みにじる行為であり、今こそ改善が求められています。
ネットからのコメント
1、保護費でやりくりするのが当然のこととは言え、使いすぎてしまって困窮した受給者に対してできる限りの支援をしようとした結果のことなんだろうと思いますこれで役場側が謝罪するのはおかしな話ですよ
2、別の地域の話ですが。ギャンブル依存の治療しながら生活保護受給していた知人が、負けてお金なくて飯食えなくて役所に泣きついたら渋々アルファ米とかの備蓄食料を分けてもらえたと言ってました。役所は食べ物を受給者に直接支給するのを想定してないし緊急時の備蓄食料くらいしか置いてないのだとか。そんなパターンもあるので、記事の役所の対応が本当に悪いのかどうかわからないと思います。賞味期限切れててもいいから食えるもの寄越せっていう受給者が居ただけでは?
3、別に自己責任なんだから問題ないし、むしろ生活保護でお金もらってて食糧支援まで受けるって無駄遣いしすぎでしょ。
税金使ってるんだから何にいくら使ったか毎月使途を明確にするぐらいしても良いと思う。納税者だって生活大変なんです。
4、学生の頃にコンビニでアルバイトをしてましたが、賞味期限が1日過ぎた廃棄をよく食べさせて貰ってました体調を崩したことは1度もなく、まかないのような感覚でした1年すぎたものはさすがに食べない方が良いとは思いますが、少し期限が切れたくらいの食品を食べても平気だと思いますよ
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/882b835316d7e3c7da8e159f77af5dcb0b1f5095,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]