フィギュアスケート女子シングルの採点方法について、渡辺倫果選手が全日本選手権でトリプルアクセルを複数回成功させたにもかかわらず、得点が伸びなかったことがYahoo!ニュースのコメント欄で話題となっています。ユーザーは、トリプルアクセルのような高難度ジャンプを成功させても、現行の採点制度ではスピンやステップなど他の要素が重要視されるため、総合得点が伸びないことに不満を持っています。
リスクを取る選手が報われにくく、難易度の高い技への挑戦が評価されないことが競技の魅力や技術向上の妨げになるのではないかと懸念する声があります。
得点が伸びない現行のフィギュアスケート採点制度は、選手の挑戦を正しく評価できているのでしょうか。高難度ジャンプに挑戦し、成功させた選手が十分な得点を得られない現状は、制度の欠陥を示しています。まず、技術難易度に基づく採点への重視を強化すべきです。次に、リスクを冒して挑戦する選手が報われるシステムへと改良することで、競技の発展を促進できます。さらに、透明性のある採点基準を設け、具体的な評価指標を明示することが必要です。今後のフィギュアスケートの競技的魅力と選手の技術向上を高めるためには、現行採点システムの改善は不可欠です。それにより、選手の努力が正当に反映される社会を目指しましょう。
ネットからのコメント
1、勘違いしている人が多いけど、渡辺さんは高難度ジャンプが跳べたのはちゃんと評価されてます。だから、トリプルアクセルを跳ぶという以外の内容が壊滅的レベルで取りこぼししているのに140点を貰えたわけで。
だって4分間滑って下さいって競技なんですよ、一瞬ジャンプしたら良い競技じゃなくて。ジャンプ跳ぶ瞬間以外の意識が希薄だと勝てません。試しに、弾みつけてその場で跳んで1回転するのと、良い姿勢で腕を肩の高さまで上げた状態で休みなく1分間キープするのと、どっちが難しいかやってみて下さい。上位選手は4分間、一瞬も気を抜くことがないという難しいことをやってるんです。
2、いちフィギュアスケートファンですが、フィギュアスケートってトータルパッケージだと思うのですが。曲に沿って流れるように演技して行く中にジャンプやスピンやステップ、スケーティング等の技術が溶け込むように入り、尚且つ、その音楽の世界観等が表現される芸術性が重なり紡がれる中にスピード感、強さ優しさなどの緩急をつけながら滑る競技であって欲しい。もちろんその中に高何度ジャンプがあれば素晴らしいですね。
3、ジャンプの優劣を決める競技ではないので当然ですねTVではジャンプを強調してるので勘違いしてる人も多いのでしょう6種のジャンプは大事ですがジャンプが上手いだけの人は勝てない世界です本当に上手い人はステップシークエンスが上手いです
4、女子の場合、SPで3Aを決められることはかなりのアドバンテージになる。実際、今回の全日本でもSPで3Aを決めた選手が全員FSで最終グループに入ってきた。SPでは3つのジャンプのうち2回転以上のアクセルジャンプが必須、そのため3Aが決まればそれだけで点差をつけられる。でもFSでは3Aの立ち位置は変わってくる。ジャンプはそれぞれ飛べる回数の上限はあるけど組み合わせは自由。FSでは基礎点8.0の3Aの代わりに基礎点5.9の3Lzにすればその差は2.1。FSはSPよりも構成要素が倍近くになる上にPCSも倍になるので一つのジャンプだけが高い点を取れてもそれだけでは勝つ保証にはならない。全ての要素の基礎点と加点を積み上げることはもちろん、要素間のスムーズさや工夫スケーティングの美しさやスピード感曲の表現力など総合的に評価を得られなければならない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4d950fde7ab5dd72d455cc984b012bceada34ad9,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]