2025年12月22日、韓国スポーツメディア「スポーツ朝鮮」が、大リーグのシカゴ・ホワイトソックス入りが決まった村上宗隆内野手(25)について特集記事を報じました。当初、村上選手には8年1億8000万ドル(約283億円)の契約が予想されていましたが、実際には2年総額3400万ドル(約52億7000万円)の契約に留まりました。
米メディアは、複数球団による争奪戦の末、長期間・高額契約が見込まれていましたが、結果は予想を大きく下回りました。韓国のイ・ジョンフ選手が23年オフにサンフランシスコ・ジャイアンツと6年1億1300万ドル(約177億円)の契約を結んだことと比較され、村上選手の契約はその30%程度だと報じられました。

村上宗隆選手の契約が韓国メディアで取り上げられた背後には、野球における国際的な評価格差があります。この契約金の減少は、大リーグにおける日本人野手への信頼不足を表しており、制度的な問題が浮かび上がってきます。ポスティングシステムの不透明さや過度な期待が市場価格に影響した可能性は否めません。まず、ポスティングシステムそのものの透明性向上が必要です。選手代理人とオーナーとの建設的な対話を促進し、日本野球の国際的地位を高めるためのプロモーション活動も強化すべきです。
また、メディアによる過剰な期待値設定を抑え、市場における独自の評価基準を確立することも重要です。最後に、実際のパフォーマンスに基づく評価を大切にし、グローバルな視点での公正な評価を目指すべきでしょう。これらの改善がなされない限り、優れた能力を持つ選手たちが正当な評価を受けることは難しいと言わざるを得ません。
ネットからのコメント
1、皆さんのおっしゃる通りで、高額契約で自信を落とすより地道メジャーに慣れ、いろいろな投手と対戦することが今は1番です。そして契約以上の結果を出せば、必ず上位球団からオファーが来ます。大谷さんもエンゼルス時代は気の毒でした。それが糧となり今の地位を築きました。決してめげないで地道に少しづつ登り続けて欲しい。応援します。
2、逆に言えば如何にイ・ジョンフやキム・ヘソンの契約により、別国のリーグの成績を重視した契約は危険という風潮が出来てしまったというところでしょう。本当に実力があればMLBでの実績を積んでステップアップできるので、まずは短期の契約で実績を積むというのは良い事だと思います。
3、ご自慢の最高額に見合った成績を残せればいいのですが、現状は怪我もあって不良債権もの。少なくとも村上の3倍は活躍しないといけないということになりますが、恥ずべき記録として語られないよう、高値をつけてくれた球団の期待に応えられる活躍ができるといいですね。
4、打者はチームの状況や起用法など環境に左右される事が多いし、NPBからメジャー移籍した歴代の野手を見渡しても、初めから結果出せたのはほんの数人しかいない。一度のミスで出場機会すら危うくなるような強豪チームより、再建中のWソックスを選んだのは良い選択だと思う。燕党の一人として応援してます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3c8ed0b027226a8ce87d0e89d1d17d6473db7786,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]