12月25日、NHKが矢沢永吉の紅白歌合戦への特別企画枠出場を発表した。矢沢の出演は2012年以来13年ぶりであり、過去には2009年のサプライズゲストと2012年の特別歌手として出演したことがある。今年の『紅白』では、AKB48やRADWIMPSの追加出演が発表され、矢沢は星野源や玉置浩二、松任谷由実らと共に特別枠に含まれる。

ネット上では特別枠の急増に疑問の声が上がり、「紅白歌合戦」の本来の対決形式から変更されていることへの懸念が表明された。

紅白歌合戦の特別枠が増え続ける現状は一瞥して不透明な選考基準に映ります。番組のコンセプトである対決と勝敗が曖昧になり、視聴者の期待を裏切っているかのようです。この問題の本質は一部の高名なアーティストを優先する傾向が、番組の公平性や透明性を損ねていることにあります。解決策として、1つ目は選考過程の公開を通じて透明性の確保、2つ目は特別枠の制限によって一貫性を保持、3つ目は人気投票を取り入れ視聴者の声を反映することが考えられます。本来の意義を取り戻すことで「紅白」は年間を総括する文化的指標としての信頼性を取り戻すことができるでしょう。正しい方向性への修正こそが赤と白の心踊る対決を再び鮮やかに蘇らせる鍵となります。

ネットからのコメント

1、1960年代の紅白をカラー化した番組を見ましたが、昔の歌手は皆さん歌が上手かったですね。 そして、どの曲も独創的で、心に響くメロディーばかりでした。ところが最近は、声も出ずに衣装と踊りで誤魔化したようなグループばかりで、曲も似たようなリズムばかり。まして、グループ名も初めて聞くようなものばかり。見る気がしません。

2、特別枠って歌謡番組にあまり出演されていない歌手の方々が紅白歌合戦に出演されるという特別さを言うのでしょうね。私は特別枠に反対するつもりは有りません。プレミアム感のある歌い手さんと言う事なのでしょう。　それでも視聴者はわがままなもので自分が気に入っているかどうかが判断基準になっているから、色んな意見があるのだなぁと思いながらコメントを読んだりしています。　紅白歌合戦が好きなので今年もサプライズを期待したいと思います。

3、「そもそも『紅白』の番組コンセプトは白組と紅組が対決して勝敗を決めるものです。しかし近年は勝敗よりもショーとして全体を楽しむ盛り上げる方向にシフトしつつあります。

番組の根幹にかかわる部分で変化が生じつつあるのです」紅白の根幹が変化したらそれはもはや紅白では無いわけで「紅白歌合戦」と言うタイトルも変える時期に来てるんじゃないかな

4、紅白も昔の様に21時からの番組で出演者を厳選した方が良い。多くの国民にほとんど知られていないアーティストを出す必要無い。レジェンドの記念的な出演もじらさず発表したら非難されることも無いと思う。