広島市の松井一実市長が26日の記者会見で、政府内の核兵器保有発言に対する懸念を表明しました。松井市長は、非核三原則が日本の国是であり、揺るがない事実であることを指摘し、政府が個人的な見解に左右されずにこれを貫くべきと強調しました。また、核抑止論について「地球全体を滅ぼす行為になり得る」と批判し、間違って使われる可能性があることを憂慮しました。
さらに、核兵器が一過性の脅しとして利用される可能性があることに触れつつ、その使用は必然的に戦争行為に繋がるとして、慎重な対応を求めました。

個人の発言が政府の核兵器保有の方向性に影響を与えることは、重大な問題です。この問題をあるがままにすれば、非核三原則という国是が危険にさらされるだけでなく、地域と国際の安全保障が不安定化します。背景には、国際情勢や政治的駆け引きが潜んでいるかもしれませんが、それにより市民の生活が脅かされることがあってはなりません。解決策としてまず、政府が公式に非核三原則を再確認するべきです。次に、核兵器に関する政策決定に市民の声を反映するメカニズムを確立すること。そして、国際社会と共同で核兵器廃絶に向けた具体的な取り組みを積極的に推進することが求められます。言葉は重要ですが、行動が評価の本質を示すのです。
非核の誓いを守ることは、核兵器の恐怖から人々を解放し、より安全な未来を作り出す力強いメッセージとなります。
ネットからのコメント
1、今の非核三原則が表明されたのは佐藤内閣時代の1967年。そこからもう50年近く経って世界情勢は大きく変化しているので、再度議論をするべき時期に来ている。寧ろ遅いくらい。議論した結果、やはり貫くべきという結果に落ち着くなら特に問題はない。ただ、議論の場を閉ざすというのは違うと思う。
2、確かに長崎や広島の皆さんのことを考えると理解ができますが、日本には両市民よりもはるかに多い国民が存在しています。でも、日本を取り巻いている国々が核ミサイルで日本を標的としている事から個人的には核武装論は否定できません。できれば、日本政府だけに言わず、是非、ロシアや北朝鮮、そして中国にもトップ名指しで批判の抗議文を送ってください。特に中国はこの数年で何倍もの核ミサイルを配備していますから、特に中国を名指しで言って欲しいな。それらの国々が核兵器を廃絶して日本を標的としていないのならば核武装は断固として反対できるんだけどな。
3、時代が変わったと思う。護憲主義では国は守れない。むしろ日本がそうしてきたからこそ、隣国はこれ幸いと、着々と核配備を進めてきた。非核三原則を堅持して広島市長は国民生活を守れるのですか?願望ではダメです。国民が求めているのは安全な生活。
4、核の保有は必要だと考える。いや、非核3原則を貫くべきだ。両論あることは承知だし、日本を二分しかねない問題だと思う。しかしなぜお互いひざを突き合わせて真正面から議論しないのだろう?先ずはこの国の防衛をどうするか、そのうえで核が必要なのかどうか、お互い意思の疎通が出来ない所で保有、三原則主張しあっても結論は出ない。議論する事にタブーがあるのもよくない、全ての選択肢を机上に並べ、国全体で議論するべきだ。私個人は核を持ち、日本に敵意を向ける国、三ヵ国にに囲まれ、その状況に危機感を持たないのは国民として無責任だと思っている。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/419a8a854d038d4dad80a098b311593ad0a9d222,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]