川口和久氏は、1994年のオフに広島から巨人にFA移籍し、球団初のFA移籍選手となった。その際、最初に声をかけたのは西武の森繁和投手コーチで、川口氏は西武への移籍を決意。しかし翌日、憧れの長嶋茂雄監督から直接誘いを受け、巨人入りを決断した。この背景には妻の父の病気があり、関東に近いチームで親孝行をしたいとの思いもあった。

川口氏は森繁和氏への返答を覆したことを悔い、西武側との関係は険悪となり、現在も会話がない状態が続いている。

お互いの誤解が続く中での不義理には、徐々に川口氏の悔恨も記録されている。彼の状況選択は理想の野球、家族の事情、スポーツ界の特質を融合し、その結果を受け入れる必要がある。周囲の期待は、選手個人の事情を超えたものがあるが、この時の彼の選択は誰にとっても容易ではない。そのような難しい決断を尊重し、時間をかけて関係を修復することが大切だ。過去の選択に関しては、個々の事情や感情を正確に理解することが重要だと感じる。最終的には、両者が笑い合う時が来ることを願っている。

ネットからのコメント

1、長嶋茂雄は、ミスタージャイアンツであって、決してミスタープロ野球ではない。我が巨人軍のことしか考えていない。

自分中心でプロ野球が回っていると考えている。空白の1日時点の監督でありながらダンマリ。「たかが選手が」と言い放ったオーナーにダンマリ。他球団から4番をコレクションしてニンマリ。巨人に擦り寄る人たちだけが崇める偶像。

2、森繁和氏が口をきいてくれないのは、FA移籍した理由が「移籍はしたくなかった、しかし義理の父〜」だと思う。移籍ありきの「 考えられた美談」と森氏に受け止められたんだと思います。そこは素直に年俸が大きかったとか、ジャイアンツだと引退後に困らないとか、長嶋さんに憧れたからとか。正直に伝えれば野球人である森繁和氏も納得したはずです。

3、川口氏からはそれるが、ロッテ入団のチョコ前田氏などもそうだが巨人に行けば元巨人で一生安泰だしね。その点西崎幸広氏はあれだけの実績とルックスがあって生涯パ・リーグなのは何か親しみが持てる。

4、日本のプロ野球を嫌いになり始めた時代だったなあ。特定の球団に各球団の顔が移籍して買われ干される。それが私の幼心に傷がつき、FA制度を主導したフロントや監督に酷く失望したよ。

この川口氏も引退後、TBSの某番組で自分のキャリア栄光のカープではなく、元巨人の川口投手との紹介で巨人のユニフォームを着て登場して、「は？」と思ったのは覚えている。