音喜多駿元参院議員が、21日に配信された政治系YouTubeチャンネル「リハック」に生出演し、自民党と連立した日本維新の会について議論した。この場で音喜多氏は、維新の会が議員定数削減を目指していることを前向きに捉えつつ、その実現可能性に疑問を呈した。「無所属議員を集めても法案は簡単に通らない」と述べ、現在の期待値が高い状態に警鐘を鳴らした。
期待値が急落すると維新が消滅の危機に陥る可能性があるとの懸念も示した。番組には西田亮介教授やひろゆき氏などが出演し、高市早苗新首相をテーマに議論が行われた。
維新の会と自民党の連立は一見大胆な政治戦略に見えるが、その裏には極めて不安定な要素が潜んでいる。音喜多駿元議員が指摘するように、議員定数削減や法案通過にかかるプロセスには高い壁がある。日本の政治における制度の欠陥、特に議員の数や法案の通過プロセスの不透明さは、根深い問題だ。まず、政治の透明性を改善し、国民に対して明確な説明責任を果たす必要がある。次に、議員間の実効的な協議の場を設け、政策の整合性を確保する方策が重要だ。さらに、党内外の急激な期待値変動を防ぐため、公約実現の進捗を定期的に評価し振り返る仕組みも求められている。維新の掲げる目標が壮大である一方、その実現には堅実で計画的なアプローチが不可欠だ。
さもなければ、期待に応じられず国民の信頼を失い、連立の意義自体が疑問視される事態となりかねない。日本の政治が真に国民のために機能するには、これらの改革が急務である。
ネットからのコメント
1、まぁ、吉村氏はそんな事百も承知とは思いますけどね。何事も一気には行きませんよ。千里の道も一歩から。まずは問題提起。つまずいたら問題を一つずつつぶしていけば良い。出来ない出来ないで何でもかんでも放ったらかし、先延ばしでズルズル来た体たらくが今の日本ですから、やる姿勢を見せるだけでも進歩ですよね。
2、もちろん高市さんや維新が苦手なメディアや国民はたくさんいるので引きズリ降ろそうとする勢力は一定数いると思います。吉村代表があれだけテレビで偉そうなこと言って出来なかったからこれまた維新の株はだだ下がり。本当に消滅するかもしれない。政策を無理やり押し通そうとすると更に嫌われる。高市、維新のタッグはやはり危険かもしれないのでメディアも国民も注意深く監視する必要性は高いですよね。
3、維新消滅の危機はここしばらくずっと続いているし、連立によって危険性はさらに高まったと思います。
期待値が高いというのは、よく意味がわからない。高いはずがない。>「維新の党内はイケイケです」本当ですか? もし本当だとしたら、みなさん正気ですか? そうか、党内での期待値が異様に高い状態なのか。滅亡直前の戦国武将が、最後の出撃前に宴会を開いて大盛り上がりするような感じなのかな。
4、20日夜のYouTube番組で元維新で現国民民主参院議員の足立康史氏が維新の「12項目」について解説していました。足立氏によると元々小泉総理を前提に連立するために事前に財務省とすり合わせを行っていたものに急遽「議員定数削減」を加えたもので、「ガソリン暫定税率廃止」にはしっかりと代替財源の確保が書かれているし、「178万円への引き上げ」についてはそもそも項目から落とされているので「宮沢税調会長の時と同じだ」ということのようです。まもなく臨時国会で具体的な法案として実像が見えてくるでしょうが現状ではあまり期待できそうにもありません。したがって西田教授や音喜多氏の指摘の通りになりそうです。連立合意の化けの皮が剥がれる前に解散総選挙に打って出てあわよくば単独過半数、悪くても自民と維新で過半数を狙う戦略ではないかと思いますが、参院での少数与党は変わりませんので国政の混乱は避けられないと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/01072aabe4058365737e8f0465253030e8bb731d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]