【事件概要】
2025年の第27回参議院選挙において、参政党が予想を大きく上回る14議席(比例7議席)を獲得した。複数区の茨城、埼玉、神奈川、愛知、大阪、福岡で当選者を出し、東京選挙区では無名の新人が66万8568票を得て2位当選するなど大きな波紋を呼んだ。
党は過去に数々の陰謀論や誤情報を発信しており、選挙後の反響も大きい。今回の躍進には、従来の高齢層中心の支持層に加え、比較的若年層や不満層が新たに加わったことが背景にあるとされている。
【コメント】
これが国政の現実だとしたら、あまりに痛ましい。デマや陰謀論を撒き散らしてきた集団が、義務教育を受けたはずの国民の票を得て国政政党となり、14議席を手にした――これは単なる一選挙の話ではなく、民主主義の根幹が侵されている証左である。根本には、情報リテラシー教育の脆弱さ、政党の「正当性」の基準の甘さ、メディアの事実確認不足がある。
対策は明確だ。まず教育機関でのメディアリテラシー必修化。次に、公党資格要件に科学的根拠に基づく発言の遵守を加える法整備。そして、選挙前の報道機関による「主要政党の言説検証」の義務化。これらは最低限の歯止めだ。
「日本人ファースト」のような情緒的なスローガンに共鳴するのは自由だが、その裏で科学と理性が踏みにじられていく現実を放置してはならない。真っ当な社会とは、怒りとともに事実を武器に立ち上がる国民によって守られるべきである。
ネットからのコメント
1、ショック受けたのは左翼とオールドメディアだろう。あれだけ妨害したのに梅村さんが加わり記者クラブが自分達で作ったルールをちゃんと乗り越えて風向きが変わった。いかに有権者を軽くみていたからこんなことになる。国民が選挙前にケチが付いた割には良く持ち堪えた。この状況で議席を伸ばせない党は有権者の気持ちがわかってない。自民党が減らしたのはわかり切っていた事。持っと各党が主張すべきなのにメディアの邪魔で余計に注目されて参政党のペースになってしまった。
これも結果だろうな。
2、川口市民の私は、外国人問題で参政党と他の保守系の政党の主張に共感を抱いて投票しました。私以外の川口市民も、同じ理由で投票した人が相当数いるはずです。現に、先の選挙で川口市の投票先は参政党がトップでした。経済や外国人との積極的共生よりも、素行がよろしくない外国人の対策の方が重要だったからです。参政党は問題があるとか言われますが、そんなの承知で投票した人も結構いると思います。繰り返しますが、川口市民の大多数は外国人問題をどうにかしてくれそうな政党を選んだにすぎません。ゆえに、外野にグダグダ言われたくありませんね。川口市民より
3、握手券付き投票権のノリの人がいたとは思いますが、なんであれ、政治的関心を作るきっかけになったと思います。神谷氏も自分の想いとそぐわない層は早めに切り捨てていますので、投票をしたから終わりではなく、投票後もきちんと見ていくことが一番大事なことだと思います。
4、右と左。ではなく、グローバリズムと反グローバリズム、という視点で色々なことが繋がって理解できた時に意識に大きなインパクトを受けたのだと思います。
個人的には、過去のトンデモ発言に農薬や反ワクチンなどがしれっと並べられ、しれっとデマのように語られているが、意味がわからない。反グローバリズムは、ポピュリズムでも陰謀論でも妄想の混ざるイデオロギーでもなく、事実ベースで根拠のある主張だから、一時のブームやスキームで語られ分析されても、実際にはびくともしない。やられてきた30年のファクト、実績が日本人にはあるから。本当に、こういう世論をコントロールしようコントロールしようという意図を持った試みが多いのよね。情弱はいるけど、あまり庶民を舐めてかからない方が良い。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ad10e0c986ea7dc2a2a425b6aee6f8fddbbc665d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]