このニュース記事では、夫婦間での「義実家訪問」に関する不満がテーマで、特に夫側のケースについて述べています。リモートワークやフレキシブルな休暇体制の普及を背景に、日本の伝統的な「お盆休み」の意義が変化している中、義実家訪問が苦手な人々の心理的負担が浮き彫りにされています。マッチングサイト「既婚者クラブ」による調査では、30.
5%の夫が「義理の実家に行きたくない」と答えており、これには精神的負担や妻の言動、文化的な違い、経済的負担などが原因として挙げられています。さらに、「義実家が嫌で離婚を考えた経験がある」と答えた夫は37%にも上り、深刻な影響を及ぼしています。
夫婦関係における義実家訪問の問題は根深く、社会全体で考慮する必要があります。まず、義実家訪問が単なる家族イベントを越えて大きな心理的ストレスを生む状況は、驚くべき事態です。そして、さらに問題の本質を考えると、日本特有の「家族全員で集まることが大切」という文化が、個人の自由を奪い、強制力を持ち得る点が浮き彫りになります。これを踏まえて、義実家訪問のルールはもっと柔軟であるべきです。具体的には、(1)訪問頻度や滞在時間をカップルで決定するルールを設ける、(2)遠距離の場合は、経済的な負担軽減のために時間をずらす、(3)自分の実家での過ごし方を選べるよう、訪問義務を見直すなどが考えられます。
夫婦各々が異なる家族背景を持つ中、愛とは必ずしも相手の家族を無条件で受け入れるものではないと理解し、柔軟な制度改革が求められます。
ネットからのコメント
1、妻の私の実家に行くのは、夫も気疲れするところはあったと思います。でも、うちの場合、自分可愛さの贔屓目でなくても、どう考えても、妻の私のほうが義実家には疲れました。実家の雰囲気というのもあると思います。うちの親は気の利いたことは言えなかったけど、批判的なことや説教めいたことは一切言いませんでした。私も、夫や義実家に不満があっても自分の親にそのことは言わなかったし、親への土産や小遣いなどはすべて夫から渡してもらって、夫の心証がよくなるよう努めたつもりです。自分の実家に帰省しても、夫の気疲れを考え、せいぜい1泊。いつでも横になれるよう床も用意しておきました。夫の実家に行ったら、そんなことは許されない。着いたらすぐに仏壇に手を合わせてエプロンつけなきゃならない、泥酔義父の説教聞いて、寝るのは一番最後。あまりに疲れて朝6時まで寝ていたら、義父に足を蹴られて叱られたこともありました。
2、実母よりも義母のほうが気配りが細やかで優しい人だったので、義母と過ごすのは少しも苦ではなかった。義家族の親戚のうちに一緒に行くこともあったけど、義母は年寄りからは可愛がられていたし、親戚の人からは好かれたり慕われたりしていたから、義母の嫁の私もみんな可愛がってくれて、これもそんなに苦ではなかった。実家の親戚の人のほうが、学歴もなく金持ちでもない人ほど人を馬鹿にするような事を言うので、とても気を使ったし憂鬱に思える人もいた。義実家の親戚の人達は、たいてい学歴も高くてそれが当たり前の空気感で、気楽だった。実家にいる時は夫に気を遣うし、義実家では夫はのびのびしているから、義実家のほうが好きかも。
3、お互いに他人だった家に行くのだから気を使うのは当たり前。夫と妻のどちらかにばかり負担が偏るのは良くないけれど、お互いに気を使うくらいなら許容範囲じゃない?いびられたりする訳でなければ、両方の親戚とも子供を可愛がってくれるし、お祝いやお小遣いをもらう事もあるし、何かあれば一緒に喜んだり悲しんだりしてくれる。
両方の実家には感謝の方が多いですよ。
4、昭和生まれの母も、昭和の時代に夫である父の実家に行くのが嫌だったと言っていたのを思い出しました。時代が変わっても、変わることはないんだなと…、時代が変わっても、変わらない永遠のテーマなのかもしれません。お酒や集まりが好きでなくても、家族だから当然と押し付けられるのは辛いです。お互いの気持ちを尊重して、無理のない関係を築くことが、夫婦円満の秘訣ではないでしょうか。楽しい想い出を作るはずの帰省が、ストレスになってしまっては本末転倒だと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7e19d7bb4dce945c05d7ad79a6025dc62accfcdc,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]