福井県内のJAがコメの概算金を農家に追加で支払うことを決定しました。具体的には、2025年産米の集荷競争の激化を受けて、例年より数カ月早く高額な内金を提示し、販売状況を踏まえてさらなる追加払いを行いました。JA越前たけふでは、コシヒカリに対し60キロ当たり3万円が支払われます。追加金額として、コシヒカリとハナエチゼンに3000円、いちほまれに1500円、酒米・もち米には3500円が設定され、内金の総額はコシヒカリでは3万2000円となりました。
JA福井県も主食用米に1500円、酒米・もち米には3500円の追加を行いました。最終的には来年の精算が行われる予定です。

米の価格が高騰する中で農家を支援する一方、JAの早期対応や追加支払いは、農業を取り巻く環境の不安定さを浮き彫りにしています。日本の農業は、価格の変動、そしてそれに伴う農家の生活の不安を常に抱えています。今回の追加支払いは、JAが現状に適応しようとしている証ですが、根本的な問題の解決には至っていません。例えば、コメの価格変動をより安定させるためには、流通の透明性向上、市場価格の予見性を高める情報の提供、それに基づいた長期的な計画の立案が必要でしょう。また、JAの組織や農業政策の革新が急務です。これにより、生産者が安心して農業を未来に託せる環境が整うでしょう。価値ある農産物を育むための真摯な努力が求められています。
ネットからのコメント
1、農家への支払い増やすから、小売価格上げる、ということですが?これは福井県内だけの話ですが、追加払いの動きが全国に広がるとJAに対する消費者の反発は一層強いものになると思います。
2、農家さん儲けてくださいね。我々庶民は高いブランド国産米は盆と正月だけにして、あとは美味しいカルフォルニア米を毎日頂きます。この際、日本米がどれくらい高くなるのか、最高値を是非トライしてみてくださいな。あ、霜降り和牛みたいに、霜降り米とか出してみたら良いと思います。品種改良頑張ってね。
3、高品質の特級の米はいくら高く売ってもらっても結構。農家の皆さんには労力に見合った収益をあげて欲しい。しかしそれとは別に国や農協には廉価な米を一定量確保する義務もある。懲役刑の囚人やニート、生活保護等の非就労者が生産活動をできる国営の農場が必要な時が来ているんじゃなかろうかと思う。
4、米の消費は、高くても美味しい米を食べたい人と、価格最優先の人に分かれる傾向ですね。野菜も中国産と国産が有ります。肉も輸入と国産が有ります。
全てが同じで無くても、二極化で良いと思います。パンもパスタも有ります。大事な事は、何か買える物があるという事で有り、買いたくても買えない状態が最悪です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/226465c3f6d116b1a91a1ead811e43b6ca711f94,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]