事件概要：2025年7月26日・27日、横浜市山下ふ頭で行われたMrs. GREEN APPLEのデビュー10周年記念ライブは、1200機のドローンや花火を使った派手な演出で話題となりましたが、一方で騒音問題が浮上しました。特に、約15km離れた東京都大田区まで音が届くなど、想定を超えた音漏れが発生。ネット上では、「音漏れではなく騒音」「乳幼児や要介護者にとって迷惑」と批判が殺到しました。

主催者は風向きによる音の拡散を釈明しましたが、風向きだけで音量が制御できるのか疑問の声も上がり、騒動は広がりました。

コメント：今回の騒音問題は、規模が大きかったことも影響し、一般市民には深刻なストレスを与えました。特に音楽イベントに対する理解がない住民にとっては、音漏れが単なる迷惑音にしか感じられないのは当然です。しかし、問題の本質は、野外ライブの運営や音響システムにおける配慮の欠如にあります。大規模なイベントで音漏れを最小限に抑えるためには、事前の計画と住民との十分なコミュニケーションが不可欠です。

まず、イベントの音量調整において、地理的な特性や天候条件を考慮し、予測精度を高める必要があります。次に、周辺住民への配慮を徹底し、騒音対策を講じるべきです。最終的には、イベント主催者が音の影響範囲を正確に把握し、事前に調整可能な方法を導入することで、今後のトラブルを防ぐことができるでしょう。

音楽を楽しむ一部の人々の満足が、無関係な人々の生活を脅かすべきではありません。

ネットからのコメント

1、「聴きたくもない音楽が家の中まで聞こえてきたら音漏れじゃなくて騒音」詰まるところこれなんですよね。見たくないものは目を背けるなり見ない方法が有りますが、聞きたくない音を聞かないで済む方法が無いんです。ましていつまで続くか分からないんだから地獄の苦しみです。だからこそ音がどこまで届くかは慎重に扱わないといけないんです。そこを軽視したらこんな騒動にもなるのは必然です。

2、以前は毎日のように聴いていたが、最近は供給過多でお腹いっぱいなのに更に詰め込まれ胃もたれしてる感覚。10周年で本人達は精力的に活動しているだけなのかもしれませんが、最近のミセスを見ると「過ぎたるは及ばざるが如し」という言葉がよぎる。何事もやり過ぎはよく無いという結果が今回の野外ライブの結果のように感じます。

3、バランスが取れた音楽ならまだ我慢出来るでしょうが、会場の直ぐ外でももう音楽にはなっていません数キロ離れたらそれはただの騒音ですうちから2キロほどの所にもスタジアムがありますがコンサートがある時には1週間前位にポストに詳細な音出しの時間が書かれた案内が入っています今回の会場のキャパは5万人らしいのでそれほどスタジアムと変わらない人数です事前にきちんと案内やお詫びなどが有れば大事にならなかったと思います

4、>当日の風向きにより想定以上に音が拡散し…騒音としてご迷惑を…これ物理的に考えられないです。苦情を入れた住民の多くは「重低音」のような低音が響き、場所によっては窓ガラスがビリビリ振動することもあった…と表現しています。これらは、20Hz以上の超低音と言われる領域の音であり、この超低音と言われるのは重い音なので、風の影響よりも空気密度により遠方へ届く性質があります。そのため、空気密度の濃い冬場であれば、空気振動により遠方まで届きますが、夏場の空気密度の薄い連日35度前後の気温の中で、遠方まで届く事自体が物理的におかしい…＞つまり事務所の言う「風向きにより…」は間違いであると言えます。たぶん正解は…音源を絞ること無く「MAX」にして、周辺配慮など微塵も考えなかった…のでしょうね