日本テレビは、10月22日夜に報じた内閣支持率のグラフに誤りがあったとして、翌23日に訂正し謝罪しました。この誤りは、支持率「支持しない」が36%と誤って表示されたもので、本来は18%でした。この報道に対する批判がSNSで広まりましたが、同日未明に修正されました。誤りの原因は、データをグラフ化する過程での作業ミスと確認の不足とされています。

さらに、この件に関する報道に対し、他のメディアでも事実誤認が原因で誤った情報が一時的に公開され、後に謝罪し訂正されました。

このような事件は信頼されるべきメディアがその役割を果たせず、公共の情報への信頼を損なうものです。まず、情報の正確性を確保するためには、データ入力と出力のチェックプロセスを強化すべきです。また、情報公開前の複数段階の確認を徹底し、ミスを未然に防ぐ体制を構築することが重要です。さらに、誤りが発生した際の透明性ある速報と即時の謝罪対応が必要です。他方、報道の誤りに便乗しデマが広がるのも問題です。報道機関は、情報を得る際の出典の確認と迅速な事実確認を怠らないよう警戒が必要です。情報操作や誤情報の拡散を防ぐため、信頼性向上の努力が求められます。メディアの誠実さと透明性は、社会の信頼に繋がり、民主主義を支える基盤であり、それを損なう事態は看過できません。

ネットからのコメント

1、故意か故意でないかは不明ですが、最初のニュースで間違ったデータを放送する。そのデータを見た人はその時点で信じる。その後に間違いだったと訂正するが、最初に見た人は最初のデータが印象に残り、訂正の内容は頭に入ってこない。結果として正しくない内容を伝え、形だけ訂正との発表をする。今回の件に限らず、今までも横行している手口なのでは？なんて考えるのはマスメディア、特にテレビにの報道番組は偏向報道、印象操作ばかりで信用出来なくなっているからですかね。

2、正しく「数字で」集計しているなら、これは起こりえないケースですからね。ピボットを使ってグラフ化する等の集計を実際にやった事がある方なら当然分かると思いますが、この『二者が相反関係にあるグラフ』を作成している場合、合計が100%（小数点の都合で99.99％みたいになったりする事もありますが）になるように大体の集計データテーブルではなっているのが通例・常識です。なのに、このようにグラフ化をした時に実際に表示されているグラフとデータテーブルに整合性が無い結果が出るという事は、先に社内で予想されていた別のデータみたいなものがどこかにあり、それが出てしまったグラフだと推測しています。

元のデータで見ると35％のところで青線が終わっていますから、社の方針としては賛65否35くらいをベースとしてまず基本データを作ったのでしょうけど、支持側の数字とグラフ内の文字を手動で変えたからこうなったのではと。

3、事実と異なる数字を出したら叩かれるから正しい数字は出しておいて、グラフに細工をしたわけか。そんなことに夢中するよりも、もう少し世の中の事実を正しく報じて「マスコミ」に濁点を打たれて蔑まれるようなことがないように信用回復に努めたらどうだろうか?

4、なるほど、、、グラフの「支持しない」の位置を数字以上の位置におけば、「支持する」との差がそれほど目立たないので、ぱっと見支持と支持しないが拮抗している感じを出そうと言う作戦だね。考えるね。いゃあ、共同通信の変な写真の掲載とかNHKの「ダッチアングル」多用とか、各メディアがタッグを組んで、「支持率下げ」に懸命ですな。