山手線を逆回りして新橋駅から東京駅へ行く行為について、JRの「大都市近郊区間の特例」によってルール上問題ないとされています。この特例では、実際に乗った距離が長くても最短距離の運賃で計算され、逆回りも合法です。しかし、特例には「重複しない一筆書きのルート」という条件があり、途中で同じ駅を通過したり、途中下車すると、実際に乗車した全区間の運賃を請求される可能性があるので注意が必要です。
このルールを使用すれば、ルートが重ならない限り、大都市近郊区間内では驚くほど長距離を楽しめる乗車が可能です。

このユニークな乗車ルールは、計算上の節約術であるだけでなく、旅を楽しむ新しい視点を提供します。公共交通機関の運賃規則は通常、規範的なルートに沿った距離に基づいて決まりますが、この特例は柔軟性を持たせ、乗車体験を広げる機会を提供しています。これにより、規則を賢く運用する方法が存在し、日常の通勤や移動を楽しむ方法が増えるのです。

乗車すること自体が目的となるこの特例は、一見すると物理的な法則に反しているように感じられるかもしれませんが、制度の理解と規則の巧妙な活用が新しい冒険の扉を開くのです。
鉄道の楽しみ方を再発見し、日常から少し離れて新たな視点を得る機会と捉えれば、どこまで旅するかを考える楽しさが加わります。
ネットからのコメント
1、国鉄時代は、この一筆書きで何km乗れるかを競い合って、実際に乗ると国鉄が認証してくれて新聞にまで載った。しかしある時に、もう認証はしないという発表をしてからそういう報道はなくなった。当時は京葉線もなかったし、範囲ももっと狭かったように思う。房総も一周回れなかった気がする。だから、今だったら凄い距離乗れるだろう。僕も友人と、新記録狙いではないけど小旅行のつもりで実行したことがある。千葉県から普段使うことのない八高線などを回って帰ってきた。
2、子供が小さいときに大回り電車をよくしました。駅員さんも親身に教えてくれ、ご当地のシールを頂いたこともあります。一筆書き、途中下車不可、重複区間不可のルールは守りましょう。
3、不正乗車無くてもやる意味が、、、乗り鉄でも無い区間だろ。ま、同じ駅で降りなきゃ不正乗車どうのこうの置いておいても、途中で検札ある訳ではないので、何周してもバレることはないんだけど。
多分、駅員に素直に、すみません寝過ごして5周してしまいました、って申告しても次回から注意してください、程度で終わる気がするが。。。
4、元駅員です。たまたま経路被って乗ってしまったとしても、厳密には不正ですがSuicaでも切符でも普通に改札出られます。「寝過ごしちゃって〇〇から乗って、そのあと山手線ぐるぐるしちゃってー」とかバカ正直に申告されると真面目すぎる駅員はどこで何回重複して実経路は何キロあるかで頭を抱えることになります。大半は改札機通ったときと同じ対応をすると思います。140円の切符を有人改札に持ってきて、路線図出してわざわざ大回りのルートを説明してくれる鉄オタさんよくいました。最初は「いいから改札機通れば?」と思いながらも真面目に聞いてたのですが、そのうち「大冒険帰りの勇者なのか」と存在が面白くなるようになりました。最近は改札に人が常駐してないので絶滅危惧種になってしまったかと思いますが、鉄オタはルールを守らない!と言われる中で、「ルール内でどう楽しむか」を考えるのは良い遊びだと思うので、冒険頑張ってください!
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a19825bf54afaff613950aa0cbc6e628b5493e13,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]