三重県では、スポーツ施設や学校などでアスリートを正当な理由なく性的な意図で撮影する行為を「性暴力」と定義し、これを根絶するための条例が県議会で可決されました。これは全国でも珍しい取り組みであり、条例施行は6月27日からとなります。罰則規定はありませんが、性暴力として明文化することでスポーツ界で相次ぐ被害を防止する狙いを持っています。
しかし、盗撮目的の判断の難しさから、実効性には課題があるとされています。また、この条例はセクハラやストーカー行為も性暴力と定義しており、県の責務として総合的な施策を策定し実施することが求められています。

この条例の制定は、社会的に大きな一歩を踏み出したことを示しています。しかし、実効性に欠ける点が残るのが現状です。まず、盗撮目的の判断方法を明確にする必要があります。それにより、被害者を守る法律的な基盤を構築することが求められるでしょう。次に、罰則を設けることで、違反行為に対する抑止力を強化することも重要です。最後に、教育や啓発活動を通じて社会全体で意識を高める施策が不可欠です。これにより、制度の欠点を克服し、競技者の安全を確保する環境作りが期待されます。個々の権利を守るためにも、迅速かつ効果的な対策が必要です。
この条例が持つ価値を最大限に活かすため、全ての関係者が協力することが求められています。
ネットからのコメント
1、盗撮を禁止することに賛成。罰則規定もあった方がいいですが、両親や祖父母が、スタンドから娘や孫を撮影するのを規制されないように、具体的に現場でどうコントロールするのか考えないと、実行は難しいと思います。
2、ビーチバレーが最初の頃、協会側が人気を呼びたいために過激にさせたよね。そんな事をさせるから問題になってる。だったら記録を狙うユニフォームでなく露出を少ないユニフォームに変えればいい
3、人が通常入り込めない場所や視点からの撮影ならともかく、人が合法的に入れる場所での撮影が盗撮とはおかしいですね。そういう無理筋を通そうとするから難しくなるだけだ。どちらかというと、それをアップロードしたりする方を肖像権侵害で厳罰化すべきでしょう。
4、本職のカメラマン以外は会場にカメラを持ち込ませないように入場時にチェックをすれば良い。携帯のカメラであれば、それほど詳細まで撮影はできないと思う。許可なく望遠カメラを持ち込める状況が増長させている。
相手を傷つける行為と考えれば、カメラも危険物だと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/de2e82a376ac657b861022fbc52d56424008ed24,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]