絶滅危惧種リュウキュウヤマガメの密猟事件について、以下の内容でまとめます。

沖縄県警は24日、絶滅危惧種で国指定天然記念物のリュウキュウヤマガメなどを密猟した疑いで、中国籍の男女4人を種の保存法違反容疑に基づき再逮捕する方針を固めた。グループは県内離島や本島北部の森で希少種を無断で採取し、国外輸出を計画。密猟された希少種は合計100匹以上にのぼる。

13日には西表島で天然記念物・ヤエヤマセマルハコガメ35匹を採取した男が文化財保護法違反容疑で逮捕されており、10月上旬に残りの3人も密輸未遂の容疑で逮捕されている。こうした密猟による生態系への深刻な影響を懸念し、環境省や自治体はパトロールを強化するなど警戒を強めている。

人間の欲望が生態系に深刻な脅威を与えています。希少種の密猟は、単なる法律違反にとどまらず、自然環境そのものを破壊し、長期的には地球の多様性を奪う重大な犯罪行為です。この事件では、リュウキュウヤマガメやヤエヤマセマルハコガメが標的にされ、国外へ密輸されることで、日本の生態系に甚大な損害を及ぼしています。

密猟の根底には、希少動物に対する利益目的の需要があり、それに応じた国際的な犯罪ネットワークが存在しています。この連携の断絶こそが、今私たちが目指すべき課題です。

まず、取締りの強化として、現場での監視や摘発体制をより整備する必要があります。次に、法律上の罰則を強化し、違反者に対する裁きの抑止力を向上させるべきです。そして最も重要なのは、希少種保護の必要性への国民的理解を促進し、輸入・購入側の需要を根絶するための教育や啓発活動を強化することです。

自然は私たちすべての生存基盤であり、金銭的利益や一時の贅沢のためにその損害を無視することは、未来を犠牲にする行為にほかなりません。私たち一人ひとりが地球の未来に責任を持つ行動をするべきです。この事件は警鐘であり、行動するための明確な契機です。

ネットからのコメント

1、中国に対する渡航ビザ免除は即刻取り止めにして頂きたい。中国からとやかく言われるだろうが、我が国が決める事である。犯罪時の勾留48時間ルールは外国人に対しては通訳手配もあるので120時間位でいいし、外国人の国民性を考えたら、確たる証拠が揃っていれば認否なんて不要かと。

2、また中国籍の希少動物の密輸ですか。。。ヤドカリ密輸で不起訴？だったか軽い罰金？で味を占めたのでしょう。

捕獲密輸しても処罰が軽ければ何度でもやられる。多分これも氷山の一角ではないのか？

3、リュウキュウヤマガメとヤエヤマセマルハコガメを35匹も不法に所持していたという今回の事件は、単なる動物保護違反にとどまらず、深刻な文化財・自然保護上の問題です。希少種を商業目的で乱獲・密輸する行為は、島の生態系を破壊し、地域住民の努力を踏みにじるものです。容疑者の背後に組織的な取引ルートがある可能性も高く、余罪の追及は不可欠だと思います。さらに問題なのは、こうした外国人犯罪者が処罰後に再び入国できてしまう現行制度の甘さです。国は文化財保護法のみならず、入管法や外為法の連携を強化し、再入国を永久に禁止する厳格な仕組みを整備すべきです。貴重な自然遺産を守るためにも、迅速な法整備と厳罰化が求められます。

4、不届外国人は私財没収の上、強制送還再入国永久禁止に法改正すべきだ。私財没収で得た資金は強制送還基金にすれば良い｡刑務所に入れたところで経費が嵩むだけなので｡