元地方公務員の山野宏さん(仮名・73歳)と妻静子さん(同・70歳)は、都市の喧騒を離れ、理想の老後を求めて静岡県の山間部にある古民家に移住しました。しかし、生活は予想以上に困難でした。光熱費や交通費の増加、医療アクセスの悪さ、自然の厳しさに直面し、1年で老後資金2,500万円のうち約400万円が消失。さらに、体力・気力を消耗した夫妻は、都市近郊への再移住を決意。
移住当初に想定していた生活費を大幅に超える支出によって、生活の質と心の余裕を失っていました。現在、彼らは駅近のアパートでの生活に落ち着き、安心感を取り戻しています。

現代社会では、多くの高齢者が都市を離れ憧れの地方生活を求めますが、地方生活には多くの潜在的問題があります。まず、田舎の生活は画一的でない地元経済とインフラの不備に依存しています。山野さん夫妻のように、移住先が高齢者にとって厳しい気候条件や交通不便に対応するシステムを欠いているのは問題です。これを改善するためには、地方自治体が移住者支援のための包括的なプログラムを設けるべきです。第一に、高齢者が直面する可能性のある諸問題に関する具体的な情報提供を行うべきです。次に、公営住宅の活用を促進し、利便性の高い場所での居住を支援します。
最後に、地域コミュニティとの接続を促進し、高齢者同士のサポートネットワークを強化する取り組みが必要です。これにより、田舎の夢を現実にするための土台が整備され、理想と現実のギャップを埋めることができるはずです。長期的な視野でのアプローチが求められます。
ネットからのコメント
1、歳とってから車がないと生活できないところに住むのがまず間違い。しかも買い物が片道40分などありえない話し。自分は田舎育ちで現在東京在住の60代なので、そこはわかっているつもりでなるべく便利なところに住んでます。実家の兄弟も先を考えて隣の市の大きな駅から徒歩圏内に引っ越しました。少子化人口減少が止まらないこれからは、よほど覚悟があってポツンと一軒家でも生き抜くサバイバー以外は凝縮された市街地に集約して生活してゆく事を考えた方が良いと思います。
2、今回のTHE GOLD ONLINE編集部による創作移住失敗ストーリーの評価は100点満点で30点もっとも大きな減点は、写真のような古民家であれば、大きすぎること。夫婦二人でこのサイズはあり得ない。
掃除が大変で、光熱費にかかることは下見すればだれでもわかる。築60年であれば、家を建てた大工の作りにもよるが、ベタ基礎でなく、神社のように礎石を置いて柱を立てるタイプ(礎石立建物)かもしれない。だとすれば、ちょっとぐらいの断熱工事ではものともしない自然の風流を手に入れていることになる。また、古いカーテンから冷気がはいっているとかは、あり得ない。そうなる前に引っ越している。田舎での不便な生活を強調するのはいただけない。自立した生活能力の無い人が、田舎でだらだら日々を過ごすと、都会のように様々なサポートを利用できないことから、このようなみじめな生活を増幅して見せているに過ぎない。
3、山間の古民家を700万で買うのか、高いなあ。断熱材を使った新築の省エネハウスでにしないと冬季が辛そう。高齢車が車依存の生活を何歳まで続けられるのか?総合病院、スーパー、コンビニなどが徒歩圏にないと辛そう。移住する前に全く気付かないと言う不思議な物語。
4、静岡の山間部で築60年で600万もするのですか?それとリフォーム代をいれたら、1000万の買い物になるでしょう。
雪掻きしなければいけないほど雪が降るのですか?それも光熱費が高く、寒冷地並み。買い物するのに車で40分でリフォーム入れて1000万は余程の変わり者しか移り住みませんよ、それもリタイアしてから。。。色々と設定に無理がありますよね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2fac5eb640963a6adda081e3d026dc3266609871,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]