7月16日午後5時40分ごろ、AWSで障害が発生し、CDNサービス「Amazon CloudFront」が世界規模で不調となった。日本ではPayPayが影響を公表し、ニコニコ生放送、はてなブログ、noteなど複数サービスも利用しにくい状態になった。原因はCloudFrontの「VPC Origins」機能の問題で、回避策として同機能を使わない対応が示された。

今回の障害は、一つの巨大クラウド基盤への依存が社会インフラの弱点になり得ることを示した。便利さの裏側で、世界中のサービスが一企業の一機能の不具合に左右される状況は看過できない。問題の本質は技術障害そのものではなく、集中依存を前提にした設計思想にある。対策として、①複数クラウドや代替経路を備える冗長化、②障害発生時に自動切替できる監視・復旧体制の強化、③特定機能に依存しすぎないシステム設計の徹底が必要だ。
安定したデジタル社会を目指すなら、低コストや効率だけを追うのではなく、止まらない仕組みに投資すべきだ。便利さを優先して脆弱性を放置する時代から、責任ある強さを築く時代へ変わらなければならない。
ネットからのコメント
1、さっきアイス屋さんでPayPayで決済しようとしたらできず、早くアイスが食べたいのに冷や汗をかきました。代わりに交通系を出して事なきを得ましたが。やはり支払方法を1つのみにするのはリスクが高いですね。
2、AWSが落ちると、一気に国内の主要サービスがドミノ倒しのように使えなくなるのを見ると、本当に現代の社会インフラなんだなと痛感する。PayPayみたいな決済から、ニコニコやnoteといったエンタメ・発信プラットフォームまで一瞬で影響が出るのは恐ろしい。そして、この夕方の時間帯に障害対応に追われている現場のインフラエンジニアや、各サービスの担当者の方々の胃の痛さを思うと本当に同情する……。皆さん、どうか無理をなさらず、早期に復旧・安定することを祈っています。
3、キャッシュレス決済は便利ですが、一つの障害で多くのサービスが同時に止まる脆さも見えてきました。
今回の原因は、AWSのCDNサービス「Amazon CloudFront」の障害とされていますが、利用者として本当に知りたいのは「なぜ起きたのか」「再発防止策は何か」です。原因が十分に説明されないまま復旧だけして終わるようでは、不安は残ります。最近はクレジットカード決済やAWSなど、大規模なシステム障害が相次いでいます。一社の障害がPayPayや複数のサービスにまで連鎖する構造そのものも、改めて見直す時期に来ているのではないでしょうか。キャッシュレスを否定するつもりはありませんが、災害やシステム障害に備えて、ある程度の現金を持ち歩くことも大切だと改めて感じました。
4、何もこんな事故が起こったからってキャッシュレス全体を批判することはない。なんせ便利だしポイントも溜まる。ただこんな事故も起こることを承知して常に現金も多少持っておくことが必要。受験の時先生が シャープペンも良いが必ず鉛筆も2本くらい持って行け、機械は必ず壊れる時が来る! と注意されたことを久々に思い出した。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c6f690e87471628506a9e82b3ae1954d0ce2efca,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]