2023年10月17日、「KADOKAWA」の夏野剛社長兼CEOがABEMA「Abema Prime」に生出演し、超富裕層への増税に関する意見を発表しました。自民党税制調査会が11日にまとめた2026年度税制改正大綱には、年間所得約6億円以上の超富裕層に対する所得税の増税案が含まれています。夏野氏は、年収30億円を稼ぐ人々の多くが自身の努力よりも運によって成功したとし、「増税は全く問題ない」と述べました。
株式市場にはギャンブル的要素が強く、そこでの成功はラッキーによるとの見解も表明。MCひろゆき氏も、大金持ちの子供たちが多く、彼らが本当に働いているわけではないとの持論を展開しました。

この超富裕層への増税に関する議論は、大きな不平等を浮き彫りにしています。年収30億円を稼ぐ人々の成功が個人の努力に起因しないとされる中で、社会全体が不公平な制度に対して疑問を抱くのは当然でしょう。まず、所得格差の是正を進めるために、税制改正の透明性と合理性を確保することが不可欠です。次に、富の再分配を強化して、教育や医療など基本的なサービスに充てるべきです。そして、中小企業や勤労者が経済的に恩恵を受けられる環境を整えることが求められます。これらの改革は、社会全体の持続可能な成長を促進し、富の集中に対する不満を解消する方向へ進む第一歩となるでしょう。
富の偏在の問題を放置することは、未来への投資を怠るに等しいのです。
ネットからのコメント
1、年収10億の資産家のじいさん知ってるよ。その人、他界した父親の沢山の不動産を相続して、20歳の頃から不動産収入だけ得て暮らしてる。不動産管理は信頼してる会社に昔から丸投げで、不動産会社もお金が入ってくるから、きちんと管理してじいさんに毎月お金送ってる。当のじいさんは20代の頃からほぼ無職。週5日行きつけのスナックに行って沢山お金落として、豪邸住んで贅沢な生活してるよ。これって本人の努力じゃなく、親がちゃでしょ。
2、おっしゃる通りです。ここ数年というか、株式市場や不動産があまりにも良いので、円安恩恵で10億とか、平気で作る人が結構出てきましたが、過信し過ぎない方が良いです。今でこそ401Kとは結構な運用成績で皆さん普通に上がってますが、パフォーマンスが悲惨なまま終えた人も、時代によってはかなりいたと事実もあります。このコメント欄に結構いますが、人を馬鹿にして、誹謗中傷して、自分が天才だとか、ファンドマネージャーになったような気持ちでいる人は、いつか痛い目に合います。
3、6億円が実力で稼いだお金が実力なら増税はダメだけど実力じゃなく運の要素が大きいんだから増税しても良いでしょ、ってのは理屈が通っていないのでは?夏野さんのこの意見に賛同してる人も多いですけど、僕らの稼ぎも「実力じゃなく運でしょ」となったら増税OKになっちゃうんですよ。自分が稼いだお金を実力か運か判定されて、運だと判定されたら増税しても構わないなんてどんな理屈だ。
4、結果は運だったとしても例えば先物やFXで1億儲けるためには、基本的には1億損するリスクをとっていたことになる。そのリスクの代償としてリターンを得られたわけであって、運の要素はあるにせよ本人の実力じゃないからいっぱい税金取っていいっていうのはめちゃくちゃだと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a5b2e97e5e8037c036cc2380b2c3fc396628d702,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]