このニュースは、トランプ前大統領がプーチン大統領との会談後にウクライナがドンバス地方をロシアに譲渡することで、ウクライナ侵略を終結させる計画を支持したと報じています。会談はアラスカで行われ、欧州首脳らにこの提案が伝えられました。ウクライナのゼレンスキー大統領がこの提案に同意すれば、プーチン氏はウクライナでの停戦と欧州諸国への攻撃中止を約束するとされています。
しかし、ゼレンスキー氏や欧州首脳はこの提案に強く反対しています。ドンバス地方ではルハンスク州の全域がロシアに掌握されている一方、ドネツク州の約25%はまだ制圧されていません。トランプ氏はゼレンスキー氏とのホワイトハウスでの会談で、この計画をさらに議論する予定です。
暴力と侵略によって他国の領土を譲渡するという提案は、国際法に反する危険な考えです。トランプ氏の計画は、ウクライナの主権と領土保全を犠牲にし、欧州の安全保障を危うくするものです。このような譲渡は侵略を助長し、国際秩序を覆す可能性があります。まず、欧州諸国は一致団結してウクライナの主権を支持し、ロシアに対する厳しい制裁を課すべきです。第二に、国際社会は外交的手段を通じてロシアに圧力をかけ、ウクライナからの即時撤退を求めるべきです。
最後に、NATOやその他の国際機関はウクライナの防衛を強化し、さらなる侵略を阻止するための具体的な行動を起こす必要があります。現実的かつ強硬な対応を取ることが、長期的な平和と国際安全を守る道です。これらの価値観を持つことが、持続可能な世界の基盤となります。
ネットからのコメント
1、ウクライナはソ連崩壊後、核兵器を保有していましたが、1994年のブダペスト覚書に基づき、核兵器を放棄し非核保有国となりました。この覚書ではロシアや米国、英国がウクライナの安全保障を保証するとされていましたが、ロシアの侵攻を防ぐことはできませんでした。今更、残り地域や現在の戦線での停戦と、ウクライナや欧州各国を再び攻撃しないという書面の約束をすると提案されて、「はい、それではお願いします。」とはならないですよね。力による一方的な現状変更を認めることは未来に大きな禍根を残すことになると思います。国際法違反として国際社会の多くから強く反対されている行為であり、断固とした対応を取る姿勢を示すべきだと思います。
2、今の時代に一方的な軍事力による領土割譲を大国アメリカ、そして国際社会が認めるのは大きな問題だと思いますよこれた許されるのなら軍事力が弱い国には何をしても許されるになってしまいます
3、ロシアは、ドネツク州の25%程度は制圧に至っていないにも関わらず、ロシア側に明け渡すことを条件にするということはもっとよこせと言っているようなものでしょう。現在の戦線での停戦とウクライナや欧州各国を再び攻撃しないという書面の約束が見返りということなら、ロシアの占領地域もそのままということになる。これで飲めると思っているのでしょうか?トランプ氏は。中国もアジアでやる気になってしまいそうな条件ですね。
4、ウクライナが東部ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク両州)から自国軍を撤退させ露側に明け渡すことを引き換えに、ロシアがウクライナ侵略を終結させる計画を支持している。??全く信用出来ない。戦後80年。NHKを始め各放送局が特集を組んでいるが、昨日のEテレで放送された内容を見るとロシア(ソ連)の所業を見ると、全く信用が出来ない。日本が無条件降伏した後もロシアは満州や北方領土に侵攻し、日本人(兵隊、一般市民)を捕虜としている。今回、ウクライナが例えこの条件を承諾したとしても(現段階ではあり得ない)、ロシアはしばらくすれば、再侵攻を始めることは目に見えている。
トランプ大統領が会談前に豪語していた威勢は何処にいったのだろうか?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8975aed97379996febd231fe0bd7c321f2208549,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]