広陵高校の硬式野球部は、甲子園大会途中で辞退した事件について、文春オンラインの報道に対し全面的に反論しています。報道は部内暴力の伝統が監督によって放置されたと主張。しかし学校側は、部員の頭部負傷は2015年9月18日夜の自主練習中に鉄製ドアが閉まり偶発的に発生した事故と説明し、集団暴行の事実を否定。監督の隠蔽疑惑についても否定し、暴力行為は認識していないとしています。
学校は指導体制見直しを表明し、第三者委員会の調査に協力を約束しており、最終的な事実認定は調査結果を待つことになります。
この事件は、制度の欠陥や学校内の隠蔽体質を考察する余地があるものの、現時点では学校側の対応が必要な批評を呼びます。まず、事件の説明において、暴行とされる出来事がドアの不具合による偶発的な事故とされている点で異常があります。多くの事故が軽視され組織内で隠蔽される可能性がなくはないという問題の本質を指摘することが重要です。硬式野球部の指導体制が変わっていないことや、過去の調査が不十分だったのではないかとの懸念も考慮する必要があります。解決策としては、透明性のある調査手続の確保、学校全体の指導体制の見直し、そして報道機関や第三者による監視強化が求められます。この事件が示すのは、制度の欠陥によって実際の問題が見過ごされる危険性であり、それが改善されなければ同様の事例が繰り返されるという強烈な結びつけが必要です。
ネットからのコメント
1、広陵が今やるべきことは告発を全否定することではなく、暴行があったのかもしれないという視点で徹底的に再調査することだと思う。校長の会見からも中井監督の発言からも、「広陵として事実は認識していない」「広陵としては適正に高野連へ報告して処分を受けた」「広陵をSNSでの誹謗中傷から守る」みたいな自己愛に溢れる内容ばかり。広陵が被害者生徒よりも中井監督を明らかに優先している姿勢に非常に違和感を感じるし、あまりにも被害者生徒達を軽視し過ぎだと感じる。
2、自分たちに都合の悪い内容はすぐ反論異論、その上法的措置も辞さないと強気な姿勢。今回の甲子園辞退の件で内部調査の甘さが世の中から指摘されてんのに、また内部調査のみですぐに事実無根とリリースする脇の甘さ。最終的に誰がGO出してんのか知らんけど、もう少し思慮が深くて世の中の流れが読める弁護士でもつけた方が良いんじゃない?
3、事実があったかなかったかを瞬時に発表する段階で怪しい。当時の関係者への聞き取りをするだけでも相当の時間が必要なはずなのに。何より被害を訴えている人と直接話した形跡すらない。
隠蔽をしたから事実が無かった事になっただけかもしれないとは、チラっとも考えなかったんだろうか。
4、何故、最初の甲子園大会中の出自辞退に繋がった野球部員の暴力、性暴力という犯罪の被害者であるせいと、保護者に謝罪をしないのだろうか?第三者委の結果でるまで、謝罪する気はないのか?しかし生徒、保護者に暴力、性暴力を野球部の生徒がしたことは本当なのだから、一番に謝罪することが、あるべき姿ではないだろうか?だから、広陵高校に向けて批判が殺到するのだと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/af742c450903d180579970254bf65e1951accbd2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]